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「稲中」の古谷実原作&園子温監督 映画『ヒミズ』の主演に染谷将太&二階堂ふみが決定!バイオレンス青春物語の傑作に!

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待望の園子温作品に出演する染谷将太と二階堂ふみ
待望の園子温作品に出演する染谷将太と二階堂ふみ - (C)「ヒミズ」フィルムパートナーズ

 マンガ「行け!稲中卓球部」で知られる古谷実の人気漫画を園子温監督が実写化する映画『ヒミズ』のキャストが発表され、主演を映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の染谷将太が、ヒロインを『劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ』の二階堂ふみが務めることが明らかになった。過激な暴力描写が作風の一つでもある園監督作品で、若い2人がどんな演技を見せているのか楽しみだ。

 原作は、ギャグマンガで人気を博した古谷がそれまでの路線から一転、人間の暗部にスポットを当てた青春マンガであり、メインキャラクターが中学生とは思えないほどの残酷な展開が一番の読みどころとなっている作品。自身、大ファンと公言している園監督が「この先の見えない不安な世界に住む若い主人公と一緒に、素晴らしい青春映画を作りたいと思います」と意欲を語っているだけあって、主役には今注目の若手俳優たちが集まった。

 今回、主人公・住田を演じる染谷はずっと園監督と仕事がしたかったとコメントしている一方で、「今回すごくうれしかったですが、決まった後、同時に怖さもありました」と心境を明かしている。来年公開の映画『ALWAYS 三丁目の夕日'64』にも出演が決まっており、今や最も注目を集める若手俳優の1人となった染谷は「皆さんが体験したことのない青春映画に仕上がると思いますのでご期待下さい」と園監督との初タッグに自信満々の様子だ。

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 ヒロイン・茶沢景子を演じる二階堂も、「園子温監督の映画に出てみたかったので、オーディションのときからドキドキでした。今回、茶沢景子役が決まったときはうれしすぎて叫びました(笑)」と念願の出演であることを明かすと、監督の印象については「監督は厳しいけれど、とても優しかったです」と意外なコメント。過激さばかりが目に付きがちな園監督ではあるものの、現場で真摯(しんし)に向き合っているからこそ、俳優たちの必死な演技を引き出すことができるのだろう。

 園監督の青春映画といえば、西島隆弘や満島ひかりが主役を務めた映画『愛のむきだし』がすぐに思い浮かぶ。同作は暴力やセックスといった描写の裏にある青春のきらめきを見事にすくい取った作品だっただけに、本作もどのような仕上がりになるのかが楽しみだ。撮影はすでに5月で終了しており、現在は編集段階に入っているという。(編集部・福田麗)

映画『ヒミズ』は2012年公開

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