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西田敏行、大切なふるさと福島のため、福島県産品扱うネットショップ「福島屋商店」応援団長に就任!

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福島のため、数多くの活動を行う西田敏行-「福島屋商店」スクリーンショット
福島のため、数多くの活動を行う西田敏行-「福島屋商店」スクリーンショット - 提供:福島屋商店

 東日本大震災、そして福島第一原子力発電所の事故により、今も被害に苦しむ福島県を応援するため立ち上げられたネットショップ「福島屋商店」の応援団長に、同県郡山市出身の西田敏行が就任。故郷のために立ち上がっている。

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 震災と、原発事故によって飛散した放射性物質による土壌汚染に苦しむ福島県。事故から2か月以上を経た今も収束の目処はたたず、現在、原発地域から100キロ以上離れている会津地方などの産物までも、「福島県産品」というだけでシャットダウンされてしまう、風評被害にも悩まされている。その影響は観光業や製造業にまで及んでおり、事態は深刻だ。「福島屋商店」は、このまま福島の存在を日本から削除されてたまるかと、NPO法人プロジェクト福島屋商店(登録申請中)が立ち上げた、福島県産品を扱うネットショップ。ふるさとの福島を応援しようと、俳優・西田敏行がプロジェクトの応援団長として参加している。

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 福島県農産物の販促キャンペーンに積極的に参加したり、福島県双葉町民が避難している埼玉県の旧高校跡を訪問し激励を行うなど、ふるさと福島のため、震災発生直後からこの事態にいち早く対応していた西田。過去「福島屋商店」の賛同企業のイメージキャラクターを務めていたことから、「風評被害で困窮する事業者救済のために、早く新たな販路を提供したい」というプロジェクトの趣旨を知ることとなり、応援団長になることを快く承諾した。

 西田は、同ショップに寄せたメッセージで、「ふるさとの農業や森、海を守るため、ボクはできることを何でもやろうと思います」と決意を語り、「皆さん、どうかお力を貸してください。風評被害にまどわされず、福島の人々を応援してください」と大切なふるさとを守るため、協力してほしいと呼びかけている。

 現在同ショップでは、北会津町「会津活・活自然村」生産の旬な野菜を中心にした詰め合わせや、そこに会津天宝味噌や会津美里町産のこしひかりをつけた「福島の心意気」セットを販売中。科学的にも安全が証明されているとしても、放射能汚染に対する見えない恐怖を打ち消すのは非常に困難なことだろう。しかし、西田の知名度、故郷を助けたいという思い、そして人間力がプロジェクトの発展を支え、福島復興の力となっていくことを期待したい。(編集部・入倉功一)

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