宇宙から帰還したロケットの一部が付録に!映画化決定した「宇宙兄弟」最新14巻
小栗旬&岡田将生で実写映画化されることが明らかになっている小山宙哉の人気マンガ「宇宙兄弟」の最新14巻が6月23日に発売され、限定版には宇宙から帰還した本物のロケットの一部が封入されていることが明らかになった。JAXA宇宙教育センターによる「宇宙からの帰還」証明書が付いており、担当者によると、実際に宇宙に行ったロケットの一部がこうした付録となるのは世界で初めてのことだという。
JAXAと出版元の講談社による共同企画となった「宇宙兄弟 14巻 限定版」に付属しているのは、フェアリングと呼ばれる宇宙から帰還したロケットの一部とそれが確かに宇宙へ行ってきたものであることの証明書。講談社の担当者によると、実際に宇宙から帰還したロケットの一部が付録となるのは日本で初めてのこと。今回の限定版には、ほかにもH-IIBロケットフィギュアと、フェアリングやH-IIBロケットがどういうものなのか解説した「JAXA×宇宙兄弟 ロケットガイドブック」が付いており、本作をきっかけに宇宙に興味を持った子どもたちも満足できる内容となっている。
「宇宙兄弟」は、週刊モーニング誌上にて連載されている小山宙哉の人気マンガ。2025年の近未来を舞台に、宇宙へ行くことを夢見る南波ヒビトとムッタの兄弟の姿を描いている。今年3月には小栗旬と岡田将生の主演で実写映画化されることも発表されており、2012年春の公開を予定している。(編集部・福田麗)
「宇宙兄弟 14巻 限定版」は6月23日発売 予価: 2,362円(税抜き) 通常版も同時発売