市原隼人、避難所で炊き出しのボランティアに参加 震災発生直後から救援物資の手配など精力的に支援活動
俳優の市原隼人が、地元の避難所で炊き出しを行ったことをブログにて報告している。地元の友人と共にボランティア活動を行ったという市原は、知り合いの協力を得ながら、お菓子などを用意。被災地から遠い首都圏でも、できることはあることを伝えている。
市原は6月7日のブログで「自分の地元のアリーナに福島の方々が避難所としていらっしゃっていたので、個人的に地元の仲間に声をかけ登録し、一昨日“炊き出し”をやらせていただきました」と報告。知り合いに頼み込み、夜中の3時ごろまで配布用のお菓子を用意していたという市原は、「役者市原隼人以前に“川崎市民”“日本人”として……」とボランティアへ参加した理由を明かしており、避難所でもさまざまな人と触れ合い、「逆に目には見えない沢山のものを頂いてしまいました」と今回の活動を振り返っている。
東日本大震災発生直後から救援物資の手配やチャリティー活動などを行ってきた市原は、ブログで「日本人として日本を大切に、一人の人間として人に感謝でき、向上心を持ち皆さんの笑顔が増える国に僕はいたい」と改めて胸中を告白している。先日主演映画『DOG×POLICE』の撮影がクランクアップしたばかりの市原は、その疲れもあってか、高熱を出してしまったことも続けて報告しているが、体を張ったその行動はきっと避難所の人々の助けになっているはずだ。
芸能人がこうした活動に従事することは、その成果はもちろん、多くの人が活動を通して現状を知ることができるというメリットもある。「やらされてるんじゃない、自分から突っ込んでいくんだ!!」という市原を知ることで、一人でも多くの人がボランティアや復興活動に興味を持ってくれることを願いたい。(編集部・福田麗)