実写版『忍たま乱太郎』、6つの海外映画祭に続々出品決定 世界中で忍者ブームを巻き起こす!
世界的評価の高い三池崇史監督が加藤清史郎主演で送る映画『忍たま乱太郎』が、世界各地の映画祭に正式出品されることが明らかになった。ハワイ国際映画祭、プチョンファンタスティック映画祭ほか6つの映画祭への出品が決定しているほか、現在調整中のものもあるということで、今年の夏は日本はもちろんのこと、世界中に忍者ブームが到来するかもしれない。
日本では7月23日より全国公開される本作は、それに先立つヌシャテル国際ファンタスティック映画祭(スイス)を皮切りに、韓国・アメリカ・カナダ・中国の5か国6映画祭への出品が現時点で決定。とりわけ毎年ユニークな作品が上映されることで知られる、ニューヨークのアジア映画の祭典Japan Cutsでは三池監督の登壇も予定されており、ほかの映画祭に関しても現在出品調整中のものがあるという。昨年ヴェネチア国際映画祭で映画『十三人の刺客』が、今年のカンヌ国際映画祭では市川海老蔵、瑛太出演の映画『一命』が話題を呼んだ三池監督が、本作で世界的人気をさらに確固たるものにすることはほぼ確実だ。
幅広い世代から人気を集めているテレビアニメの実写化作品は、総勢80名以上のキャストが出演することも話題に。それも主演の加藤清史郎をはじめとして、檀れい、谷原章介、鹿賀丈史、松方弘樹、平幹二朗、寺島進、三浦貴大、山本耕史、古田新太、杏、中村玉緒、柄本明、石橋蓮司、山本裕典、石垣佑磨、竹中直人、中村獅童といった三池監督でしか実現できなかったような豪華キャスト。それらが特殊メイクによって、原作・アニメキャラそのままの姿で登場するというから、どんなものになるのかは想像することすらかなわない、まさに三池ワールド全開の作品となっている。
本作は1986年に原作マンガの連載が始まり、NHKでアニメーション化もされた「忍たま乱太郎」の初の実写映画版。『十三人の刺客』の三池崇史監督がメガホンを取り、暗殺者に命を狙われてしまう仲間を救うための、主人公・乱太郎と忍術学園の生徒たちの戦いを壮大なスケールで描いている。アニメ同様、老若男女誰でも楽しめるエンターテインメントに仕上がっている。(編集部・福田麗)
映画『忍たま乱太郎』は7月23日より新宿バルト9ほか全国公開