仲間由紀恵、艶やかな琉装姿で登場!安室奈美恵の主題歌に感激!!
女優の仲間由紀恵が19日、緑山スタジオで行われたNHK BS時代劇「テンペスト」の取材会に劇中の琉装で登場。主題歌には安室奈美恵の「Tempest」が発表され、「うれしいです」と声を弾ませた。
同作は池上永一の同名ベストセラー小説をもとに、幕末の琉球王国を舞台に一人の女性の波乱の人生を描くスペクタクルロマン。仲間は兄の失踪を機に男として生きていく主人公・真鶴(まづる)を演じており「男性と女性を演じ分けないといけないので、声のトーンや細かいことに気を配りました」と役作りの苦労をコメント。後半は女性としての場面も増え「前半は男になったつもり演じていたので、後半真鶴として女性に戻るとき、女性の気持ちってどんなだったかなって忘れてしまいました(笑)」とちょっぴり困ったエピソードも告白。
一方、作品については故郷・沖縄のロケの素晴らしさやセットの美しさを挙げ「装飾一つをとっても鮮やかな色使いですし、首里城の夕日、沖縄の青い空、いろいろなものに力を借りながら、壮大な美しい作品になっております」とうっとりした様子。現在はスタジオで御内原と呼ばれる大奥にあたるシーンの撮影をしており、「御内原も見たことのないような映像になっていると思います。ぜひそこに生きるみんなの持っている闘志や、女性たちの持つ少し切ない楽しさを感じていただいて、その時代に生きていた女性たちの人生も楽しんでみていただけたらと思います」と大奥さながらの女性ドラマの部分もアピールした。
また、主題歌には安室奈美恵の「Tempest」が発表され、仲間は「名前を聞いたときはうれしかったです」と同郷のアーティストにうれしさを寄せた。安室は同曲に向けて「壮絶な物語の最後で、少し息の抜ける場所になればうれしいです」とコメントを寄せており、仲間も「『テンペスト』にピッタリな方で、このために書き下ろしてくれたバラードを楽しんでください」と胸を弾ませていた。
NHK BS時代劇「テンペスト」は幕末の琉球王国を舞台にした豪華絢爛(けんらん)なスペクタクルロマン。美ぼうと才能を併せ持つ主人公・真鶴(まづる)が、男として政府の役人になり、人を愛し琉球を愛し懸命に生きる波乱の人生を描く。主演の仲間をはじめ谷原章介、塚本高史、高岡早紀、GACKT、若村麻由美、上原多香子、かたせ梨乃、八千草薫ら顔をそろえた豪華共演陣にも注目だ。(取材・文:中村好伸)
NHK BS時代劇「テンペスト」は7月17日より放送開始