中村蒼ら『行け!男子高校演劇部』ちょっぴり恥ずかしい衣装で大盛り上がり
19日、爆笑青春映画『行け!男子高校演劇部』の完成披露試写会が渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールにて行われ、主演の中村蒼をはじめ、池松壮亮、冨田佳輔、川原一馬、金子直史、稲葉友、英勉監督が登壇。高校の演劇部らしくロミオや鬼・キジ・葉っぱなどそれぞれちょっぴり恥ずかしい衣装に身を包みフレッシュなエネルギーで会場を盛り上げた。
同作は男子高校演劇部を舞台に若手イケメン俳優たちがちょっとおバカな演劇部員を熱演する青春物語。撮影現場はまるで男子校ノリだったと盛り上がり、主演の中村はコスプレに大ウケした会場を見渡しながら「笑えて観終わった後スッキリする映画なので楽しんでいってください」と笑顔でアピール。同じく演劇部員を演じた池松は「楽しくて仕方なかったです。何度も観てとは言わないけど…、2回は観て」と冗談めかし、全身タイツの舞台あいさつが人生初の冨田は、最初こそ少しモジモジしながらも「みんなで一生懸命バカをやりました」と楽しそうに振り返った。
そんなノリノリの男子陣に、紅一点の新川優愛も「みんな仲良くて学校じゃないかって思うくらいでした」と振り返りつつ、「男の子の友情がうらやましいって思いました」とバカで熱い男子たちに羨望(せんぼう)のまなざし。
その後はそれぞれが決めセリフを披露する“一番イケてる男子”コンテストも開催。結果は全員引き分けになったものの、中村は「この店、カード使えますか?」とカードを持っている大人っぽさを意識。一方、鬼のコスプレで登場した橋本は「おれは君が一緒にいてくれたら桃太郎も怖くない」と鬼になりきって会場を爆笑させていた。
映画『行け!男子高校演劇部』は、うっかり演技部に入部した主人公が、モテたい一心で部員たちと奮闘する爆笑青春ムービー。テレビドラマ「TRICK」シリーズなどの俳優・池田鉄洋が映画初脚本に挑戦し、映画『BECK』の中村蒼が主演を、映画『ハンサム★スーツ』の英勉が監督を務める。(取材・文:中村好伸)
映画『行け!男子高校演劇部』は8月6日より全国公開