『ハリー・ポッター』最後のポスター、タイトルロゴが排された異例のデザイン
10年に及ぶ人気シリーズの完結編、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の公開が迫る中、ついにシリーズの最後を飾るポスタービジュアルが公開された。ハリーをはじめとする主役3人をフィーチャーしたポスターは、どこを見てもタイトルが見当たらない異例のもの。世界中で注目されている本作だからこそ可能になった強気のデザインだ。
シリーズ第1作の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』から早10年。人気シリーズの最後を飾る本作のポスタービジュアルは、入ってしかるべきのタイトルロゴをあえて省くという異例のデザインを採用。崩壊寸前のホグワーツ魔法魔術学校を背景に、中央に大きくハリー・ポッターが、左右にはそれぞれロンとハーマイオニーが控えているという主役トリオ最後の勇姿を描くというものになっている。
映画ポスターでタイトルロゴが入っていないという強気のデザインは、主役3人を見るだけで『ハリー・ポッター』とわかるに違いないという製作陣の自信があってこそ。これまでのシリーズで積み上げてきたものがあってこその完結編だということを改めて感じさせられる。主役3人を演じるダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンが、10年にわたるシリーズで同一の役柄を演じてきたというのもめったにないことであり、シリーズ初期からのファンは彼らの成長にも目を細めるに違いない。泣いても笑っても本作が最後となる映画『ハリー・ポッター』シリーズ。先日公開された予告編では全編クライマックスといっても過言ではないほどのバトルシーンが連発されており、完成への期待は募るばかりだ。(編集部・福田麗)
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は7月15日(金)、丸の内ピカデリー他全国ロードショー(3D/2D)