ヒュー・ジャックマンが人気ミュージカル「レ・ミゼラブル」に挑戦か?
映画『X-Men』シリーズや映画『オーストラリア』などでおなじみのヒュー・ジャックマンが、人気ミュージカル「レ・ミゼラブル」の映画化作品に出演交渉中であることがMTV.comによって明らかになった。
これはユニバーサルが企画中の映画で、監督は映画『英国王のスピーチ』のトム・フーパーが担当することになっている。これまでヒュー・ジャックマンは、ミュージカル「ザ・ボーイ・フロム・オズ」でトニー賞ミュージカル主演男優賞を受賞し、さらに同賞では司会も務めたことがあった。
「レ・ミゼラブル」は、フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーが1862年に執筆した大河小説で、貧困に耐えきれずパンを盗んで19年も服役していたジャン・ヴァルジャンが、ひとりの徒刑囚から偉大なる聖人として生涯を終えるまでを描き、普遍の真実の愛が描かれている名作だ。オリジナルのミュージカルでは、世界を代表する演劇制作者のキャメロン・マッキントッシュがプロデュースし、作曲はクロード・ミシェル・シェーンベルグが担当していた。
今回、ヒュー・ジャックマンはジャン・ヴァルジャンをオファーされていて、さらにそのヴァルジャンを追う警部ジャヴェール役には映画『プリースト』のポール・ベタニーが第一候補に挙がっているようだ。
もし彼が主役に決定すれば、これまで数々の歌やダンスを披露してきたヒュー・ジャックマンだけに、期待できる作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)