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松山ケンイチ、第14回上海国際映画祭にサプライズ登場!上海語であいさつも

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上海の大歓声に笑みを浮かべる松山ケンイチ
上海の大歓声に笑みを浮かべる松山ケンイチ

 6月11日より開催中の第14回上海国際映画祭で、コンペティション部門にノミネートされている映画『うさぎドロップ』の主演・松山ケンイチSABU監督がサプライズで舞台あいさつを行い、上海の観客を大いに沸かせた。

映画『うさぎドロップ』場面写真

 同映画祭においてもっとも栄誉のある「金爵賞」を競い合うコンペティション部門にノミネートされている『うさぎドロップ』。宇仁田ゆみ原作の同名人気コミックを映画化した作品で、松山は突然「イクメン」になってしまう主人公・ダイキチを演じている。記者会見と舞台あいさつのため現地入りした松山とSABU監督。事前に二人の登壇が知らされていなかったため、二人が舞台あいさつに登場すると、500人の観客で満席になった会場から大歓声が上がった。中国における松山の人気は特に女性を中心に高く、同映画祭で本作が上映される計6回のチケット約3,000枚が完売するほどだ。

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 また記者会見で「上海(中国自体)は初めてですが、こんなに温かく迎えてもらって本当にうれしいです」と顔をほころばせた松山は、上海の印象を聞かれ「到着したばかりで、ワンタンラーメンしか食べていないのでまだよくわからないですが、お客さんの映画に対する興味度の高さもうかがえ、エネルギーを感じる町ですね」とユーモアたっぷりにコメント。そして、上海語でありがとうを意味する「シャジャー」を披露した際も会場から大きな歓声が上がり、発音がうまいとほめられた松山が照れ笑いする場面も。終始観客の温かさに包まれた会見となった。

 『うさぎドロップ』は、ひょんなことから一緒に暮らすことになった6歳の少女(芦田愛菜)と27歳独身のダイキチ(松山)の珍妙な共同生活を描き出すヒューマン・ドラマ。映画『蟹工船』などのSABU監督がメガホンを取り、ダイキチが憧れるシングルマザーのモデル役を香里奈が務めている。なお、第14回上海国際映画祭コンペティション部門の結果は、19日夜に行われるクロージングセレモニーで発表される。(編集部・小松芙未)

映画『うさぎドロップ』は8月20日より全国公開

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