『パイレーツ』最新作、今年初の国内興収70億円突破作品に!世界興収も9億ドル超の大ヒット
人気シリーズ最新作の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』の日本国内での興行収入が、公開1か月で71億305万円となり、今年公開された作品としては初めて興収70億円を突破した。世界興収も現在9億ドル(約720億円)を超えており、歴代トップ10入りもほぼ確実となっている。(1ドル80円計算・数字はすべて6月19日時点・配給調べ)
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』写真ギャラリー
5月20日に公開された本作は、公開1か月で早くも興収70億305万円、観客動員数464万6,414人を記録。今年公開された作品の中では初の70億円突破という快挙を成し遂げた。公開5週目に入っても勢いはさほど衰えず、週末興行成績では5週連続で1位を守るなど、他を寄せ付けぬ人気を見せている。
海外成績を含めた世界興行収入でも、トータル9億5,220万ドル(約761億7,600万円)を記録。これは歴代11位の成績であり、10位の映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』とは僅差(きんさ)のため、トップ10入りはほぼ確実。すると注目は、シリーズ最大のヒットを記録している映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』にどこまで近付けるかということ。今後の伸び次第では、シリーズ最大のヒットとなる可能性も十分に考えられる。
先週には、東日本大震災に襲われた日本のファンを応援しようというジョニー・デップをはじめとするキャスト・スタッフのメッセージが込められた“パイレーツ横断幕”がMOVIX仙台に届けられた。この横断幕は今後、新石巻など被災地周辺の映画館で順次掲載される予定だ。まだまだ話題性もあるだけに、日本での記録が今後ますます伸びることは必至。興収100億円を目指して、今後さらなる加速を期待したいところだ。
本作は、ジョニー・デップ主演の人気シリーズ第4弾。ペネロペ・クルス、イアン・マクシェーンなど新キャストに加えて、シリーズ初の3D作品ということも大きな話題に。永遠の命をもたらすという伝説の泉をめぐったストーリーは、冒険ものの王道ともいえる展開で胸がわくわくさせられることは間違いなし。映画『シカゴ』などのエンターテインメント作品を手掛けてきたロブ・マーシャル監督の演出が光る1作だ。(編集部・福田麗)
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』は公開中