『カンフー・パンダ2』、木村佳乃、MEGUMIなど前作声優陣が再集結！結婚・出産などの経験をプラスに
8月19日より日本公開される映画『カンフー・パンダ2』の日本語吹き替え版声優が発表され、すでに続投が決定していたTOKIOの山口達也に加え、木村佳乃、MEGUMI、笹野高史、石丸博也といった前作の声優陣が3年ぶりに再集結することが明らかになった。3年の間に結婚・出産といった変化を経験したキャストが多いだけあって、家族のきずなをテーマにした本作のアフレコにも力が入った様子だった。
英語版では、ジャック・ブラックをはじめとして、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマン、ジャッキー・チェンといった豪華声優陣が前作から続投している本作。日本語吹き替え版でも、すでに発表済みの山口のほか、木村、MEGUMI、笹野、石丸といった前作のキャストが引き続きおなじみのキャラクターを演じることが決定。前作で声優に初挑戦して苦労したという山口は、「今回は（前作から）3年空いていたんですが、すんなり楽しくできました」と気心知れたキャスト陣とはやはりやりやすかった様子。シーフー老師役の笹野も「3年ぶりということで心配してたんですが、絵を観たらスッとその気分に入れました」と抜群の安定感を発揮した。それでも3年の間に進歩したCGには「表情の豊かさがすごくて、役者としても勉強になりました。きめ細かい表情が増していますよね」と驚いていた。
前作と本作の間の3年には結婚・出産などを経験したキャストも多く、そのことが家族や仲間とのきずなを描いた本作の演技にプラスに働くということも。前作公開後に第1子を出産したMEGUMIは「この3年間でわたしにも子どもが産まれましたし、うちの子も『カンフー・パンダ』の大ファンなんです。そういうこともあって、今回、より一層気合が入りましたし、楽しかったです」と心境を明かした。
また、先日第1子妊娠を発表したばかりの木村は、「今回は、“親子のきずな”とか“仲間のきずな”とか、“きずな”がテーマなのかなと思うんですが、1作目よりも、より深くなった“きずな”が描かれています」と私生活とリンクし合っている作品だけあって、より感情移入できたらしく、「わたしも最後にホロリと涙したくらいだったので、あらゆる世代の方に楽しんでいただける作品になっていると思います。『今をどう生きるかが大切だ』というせりふがあるんですが、わたしはそこにすごく共感できましたし」とおすすめの場面を挙げるなど、すっかりと本作を気に入っているようだった。
本作では、前作では明かされなかったポーの出生の秘密がストーリーにかかわってくる。それだけに、山口は「親子で観てもらったら、親御さんもお子さんも、普段の生活で生かせる要素がいっぱい入っていると思います」と家族みんなで楽しめる映画であることを強調。「観てほしいところは、今の日本に大事な“親子のきずな”“仲間のきずな”という要素が描かれているところです」と本作をアピールしていた。（編集部・福田麗）
映画『カンフー・パンダ2』は8月19日より新宿ピカデリーほか全国公開