天海祐希、理想のリーダー像をツッコまれ、古田新太が“あの人”を持ちだし大あわて!
25日、ゲキ×シネ「薔薇とサムライ」の公開初日舞台あいさつが新宿バルト9で行われ、登壇した出演者の古田新太と天海祐希が抜群の掛け合いで会場を盛り上げた。またこの舞台あいさつが全国20の上映映画館に生中継されるという試みも行われた。
ゲキ×シネ「薔薇とサムライ」は劇団☆新感線が東京と大阪で上演したステージを、最新のデジタル技術で映像化した「ゲキ×シネ」シリーズ作品。17世紀ヨーロッパの小国を舞台に、王国の女王となった女海賊をめぐる運命の物語が展開する。
主演を務めた古田は、天海と共演した感想を「楽しかったです。僕は本当に天海さんのファンなので、近くで見られてありがたかった」と振り返るも、「後は(共演者の)浦井さえいなければ……」となぜかこの場にいない浦井健治に対して恨みごとをもらす。また公開劇場のカフェで、本作にちなんだ各キャラクターのオリジナルメニューが販売されることがアナウンスされると「最終的に誰のメニューが一番売れたとかあるんですか? 浦井が負ければいいのにな、絶対浦井には負けたくない」と古田はここでも浦井に対抗意識を燃やし、天海に「誤解しないでください、みんな仲良かったんですから!(古田は)こういうこと言う人なんです」と慌ててフォローされていた。
また舞台あいさつの途中では、ツイッターで寄せられた質問に2人が回答をするコーナーが設けられる。2010年~2011年と2年連続で「理想の上司」に選ばれた天海には、「理想のリーダー像を教えてください」と、迷走する菅直人首相に物申してほしいような質問が寄せられるが、天海は「余計なことを言ったら大変なことになりそうですね……」と慎重な様子。「愛情を持って統率できる方ですかね」とコメントをしたが、古田に「あの人は愛情を持って統率できていないということですね?」と突っ込まれ、「一切ないです、わたしがそう思うということだけです」とあわてて否定。記者たちに向かって「ペンを走らせている場合じゃないですよ! なかったことにしてください」と訴えかけていた。
さらに「出演者の中で注目のメンバーは?」という質問に対し、古田は当然のように「浦井ですよ」と回答。そして同じく出演者の山本太郎にも触れて「浦井と太郎ちゃんは、出番のかなり前から準備万端。出番がまだなのに舞台袖でプルプルしてました」と後輩たちをイジって全国中継を盛り上げていた。(肥沼和之)
ゲキ×シネ「薔薇とサムライ」は本日より新宿バルト9ほか全国公開