『パーシー・ジャクソン』シリーズの続編製作が進行中 主演ローガン・ラーマンは続投
2010年に公開されたファンタジー大作映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の続編製作が進行している。主人公パーシー・ジャクソンを演じたローガン・ラーマンは続投し、監督を務めたクリス・コロンバスはプロデュースに専念。監督は新鋭トール・フロイデンタールが務めるとロサンゼルス・タイムズ紙は報じている。
第2作として製作が進められているのは、リック・リオーダンの原作第2巻にあたる「魔海の冒険」とみられており、ロサンゼルス・タイムズ紙によると、前作で主演を務めたローガン・ラーマンは本作でもパーシー・ジャクソンを演じることに決定し、前作で監督を務めたクリス・コロンバスは今回メガホンを取らず、プロデュースに専念。コロンバスは、映画『ハリー・ポッター』シリーズでも第1作と第2作の監督を務めた後は製作に専念しており、今回も同様のやり方を取るようだ。
代わって監督を務めるのは、映画『グレッグのダメ日記』など児童文学の映画化を手掛けてきたトール・フロイデンタール。前作は世界中で2億ドル(約160億円)を超えるヒットを記録しただけに、それを超えることができるかどうかは、これが初の大作映画となるフロイデンタール監督の手腕にかかっている。(1ドル80円計算)
児童文学小説の実写映画化は、映画『ハリー・ポッター』シリーズの成功を機に増えた一方で、映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』のように続編の製作中止が公式に発表された例もある。それだけに、今回続編製作が発表されたのは待ち望んでいたファンにとってうれしいところ。前作を上回るスケールの冒険に期待したい。(編集部・福田麗)