ジェームズ・キャメロン監督、『アバター』の続編について語る!続編2作は映画3作分の内容!
映画『ターミネーター』シリーズや『タイタニック』などで世界中で記録的な成功を収めてきたジェームズ・キャメロン監督が、映画『アバター』の続編にあたる『アバター2、3』について新たにコメントを残したことがFoxnews.comで明らかになった。
ジェームズ・キャメロン監督映画『アバター<特別編>』場面写真
ジェームズ・キャメロン監督は「『アバター2、3』の続編の両作品を続けて撮影することになるから、脚本も1作ずつではなく、2作とも続けて書くことになる。3作品にはならないが、3作品分の内容のストーリー展開とキャラクターが組み込まれることになっている。今は、新しいソフトウェアとアニメーションの技術を確かめながら準備作業に入っているんだ。映画内のキャラクターは、死んでいないキャラクターはすべて続編で戻ってくる予定だ。それと、(西海岸の)マンハッタンビーチに新しい施設を建設することになっている」と明かした。
さらに、続編が期待されることへのプレッシャーについて彼は「いつも期待はされている……。僕の仕事はあくまで観客を別の世界に誘って楽しませることだ。それに僕は脚本を書いているときは、『アバター』のパンドラの世界に入り込む。だから、そのときは期待されることへのプレッシャーやレッドカーペットのことなどを考えたりはしないんだ。それは、この映画自体とそれぞれのキャラクターに生命が宿っていると信じているからでもあるんだ」とも述べている。
ちなみに彼は、通常の映画の一秒間24コマのフレームではなく、一秒間48~60コマのフレームで撮影を試みるとも告げている。
『アバター2』は2014年のクリスマスの公開予定で、『アバター3』は2015年の公開になるが、今から期待せずにいられないのは、彼の映像マジックにあると言えよう。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)