麻生久美子&堤真一、映画『宇宙兄弟』で宇宙飛行士を目指す才女、JAXA職員に!
麻生久美子と堤真一が、小山宙哉の同名コミックスを映画化する『宇宙兄弟』に出演することが発表された。小栗旬と岡田将生が、“宇宙兄弟”こと南波六太、南波日々人にふんする本作。麻生が演じるのは、小栗演じる兄・六太と共に宇宙飛行士を目指す才女・伊東せりか、堤は幼いころの南波兄弟をよく知り、宇宙飛行士選抜試験官の一人でもありJAXA職員・星加正役で、本作に参戦するという。
7月に公開を控える映画『ロック ~わんこの島~』に出演している麻生は、映画『モテキ』『ガール』と立て続けに映画への出演が発表されており、まさに映画に引っ張りだこの状態。『宇宙兄弟』への出演に、「わたしは原作の大ファンなので、正直、うれしさと戸惑いがありました。でも、ほんの少しでもせりかさんの人生を歩きたいと参加させていただくことになりました。不安もありますが、才能ある(森義隆)監督のもとでお仕事できること、とてもうれしく思っています」と原作のファンであることを明かし、喜びをあらわにしている。
一方の堤も「このような希望あふれた作品にかかわれることを非常にうれしく思っています」と本作への出演に意欲をみなぎらせている様子。「わたしが演じる『星加』は、かつて宇宙飛行士を志したがかなわず、宇宙を目指す者を支える立場として、再び夢を持つ人物です。宇宙に興味のある方もない方も、わくわくする気持ちや、“夢”を感じていただける映画になると思います」と本作をアピールした。
『宇宙兄弟』は、幼いころ共に宇宙飛行士になると約束した六太と日々人の兄弟の物語。2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士になっていたが、兄は会社をクビになり無職に……。弟からの一通のメールが兄の人生を変えていく。今回、麻生、堤のほか、六太の良きライバルであり親友でもある真壁ケンジ役に、ミュージカルを中心に活躍する俳優・井上芳雄、六太やせりかと共に宇宙飛行士を目指すメンバーに、新井浩文、濱田岳、塩見三省がふんすることも発表された。(編集部・島村幸恵)
映画『宇宙兄弟』は2012年春全国公開