『アポロ13』『ビューティフル・マインド』ロン・ハワード、F1ドライバーのジェームズ・ハントとニキ・ラウダのライバル関係を描いた映画を監督か?
映画『バックドラフト』や『アポロ13』などの数々の秀作を手掛け、『ビューティフル・マインド』ではアカデミー賞監督賞を受賞したロン・ハワード監督が、F1ドライバーを描いた映画『ラッシュ(原題) / Rush』の監督交渉中であることがDarkHorizons.comによって明らかになった。
これは、クロス・クリーク・ピクチャーズが製作する予定の作品で、1970年代のF1ドライバー、ジェームズ・ハントとニキ・ラウダのライバル関係を描いた映画になるそうだ。
ジェームズ・ハントは、1973年~1979年に活動し、優勝回数は10回、ポールポジションは14回獲得している人物で、プレイボーイとしても話題に事欠かなかったそうだ。一方、ニキ・ラウダは1971年~1979年に一度引退したが、再び1982年~1985年にも活動し、優勝回数25回、ポールポジションは24回獲得している。その走りは、“コンピューター”とも言われていた。
二人のライバル関係は特に、ジェームズがマクラーレン、ニキがフェラーリに所属していた1976年のGPが最も注目されていた。
脚本は、映画『クィーン』や『ヒア アフター』を執筆したピーター・モーガンが担当するようだ。ちなみに、ロン・ハワード監督は来年から本格的に話題作の映画シリーズとテレビシリーズ『ザ・ダーク・タワー(原題) / The Dark Tower』の撮影に入る予定だ。そのため、もしこの映画の監督の交渉が成立すれば、今年の秋頃に撮影に入るようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)