ザ・ビーチ・ボーイズのボーカル、ブライアン・ウィルソンの伝記映画が始動!
1960年代に結成され、楽曲「サーフィン・U.S.A」、「グッド・ヴァイブレーション」、「ココモ」など数々のヒット曲で人気を博したバンド、ザ・ビーチ・ボーイズのボーカル、ブライアン・ウィルソンを題材にした伝記映画が製作されることがニューヨーク・タイムズ紙によって明らかになった。
これは、映画『ツリー・オブ・ライフ』や『フェア・ゲーム』などを手掛けてきた制作会社リヴァー・ロード・エンターテインメントが企画している映画で、すでにブライアン・ウィルソンと彼の妻メリンダから映画化権を獲得したようだ。脚本は、ボブ・ディランを描いた映画『アイム・ノット・ゼア』を執筆したオーレン・ムーヴァーマンが担当するようで、ブライアンとメリンダの関係を通してバンド、“ザ・ビーチ・ボーイズ”を描いていく予定でいるようだ。
ブライアン・ウィルソンは、“ザ・ビーチ・ボーイズ”の元リーダーとして活動し、セルフプロデュースしながら60年代に人気と地位を確立し、さらに彼らの楽曲「サーファー・ガール」、「ファン・ファン・ファン」、「アイ・ゲット・アラウンド」などは、現代の日本のコマーシャルなどでも使用されるほど、幅広い層での人気を得ている。ただブライアンは酒、ドラッグ、過食に溺れ、それが理由でバンド活動にも支障をきたすほどの時期もあったが、80年代後半から完全復活して現在に至っている。
彼の波瀾万丈な人生がいかに描かれるか楽しみな映画になりそうだ。 (細木信宏/ Nobuhiro Hosoki)