巨匠と天才による新しい傑作『スーパーエイト』がついに公開!1970年代のノスタルジーと最先端の映像がベストマッチ!
映画界の巨匠スティーヴン・スピルバーグとドラマ「LOST」の天才J・J・エイブラムス監督による映画『SUPER 8/スーパーエイト』がついに公開される。謎のベールに包まれていた本作は巨匠と天才が手がけた映画ということもあり映画ファンの間でも話題になっていた。
映画の舞台は1979年のアメリカのオハイオ州のとある町。ジョー少年と仲間たちが8mmフィルムを使うカメラ、スーパー8を使ってゾンビ映画を自主制作していた。すると突然、貨物列車がトラックと衝突し大転倒。大惨事となった現場から、アメリカ空軍施設エリア51から輸送していた研究物が、ものすごい勢いで飛び出して消えていった。その様子を図らずもスーパー8でフィルムに収めていたジョーたちは、アメリカ空軍がそのフィルムを血眼になって探していることを知る。さらに街中で不可解な事件が起こり始める……。スピルバーグとJ・J・エイブラムスがタッグを組んだというだけあり、期待通りのアクション大作エンターテインメントに仕上がっている本作は、予想外なのが映画が終わった後、童心に戻りウキウキして映画館を出る人が多いということ。
スピルバーグへの尊敬と愛を芸術作品としてまとめたJ・J・エイブラムスの思いが職人技となって見事にスクリーンに映し出された映像は1970年代に製作されたような色調で、『E.T.』のように孤独な少年と異星人との共通点を描き、『未知との遭遇』のように国家と民間人と異星人をやさしい視線で描き、『グーニーズ』のように子どもたちの大冒険が始まり、『プライベート・ライアン』や『宇宙戦争』のように映画館が臨場感たっぷりの戦場となる。
一言で表現すると謎解きの妙とアクションを巧みに操る天才J・J・エイブラムス監督による、巨匠スピルバーグへの愛が詰まった作品。スピルバーグの作品のファンはもちろん、子どもから大人まで楽しむことができる貴重な作品だ。全米では6月10日(金)に公開され、同週末の興行収入ランキングで第1位を記録している。(芳井塔子)
映画『SUPER 8/スーパーエイト』6月24日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国