せんとくんも大喜び!古都・奈良初のIMAXデジタルシアターがオープン!
28日、奈良県で初めてIMAXデジタルシアターを導入したシネマサンシャイン大和郡山のオープン記念イベントが開催され、同県出身の映画監督・河瀬直美やせんとくんが祝福した。同映画館は7月1日より正式オープンする。
奈良県初のIMAXデジタルシアター導入館となるシネマサンシャイン大和郡山は9スクリーン、総座席数1,581という大型シネコン。奈良県出身で、映画『殯(もがり)の森』『朱花(はねづ)の月』など国際的評価の高いドキュメンタリー作品を発表している河瀬監督は、「わたしもいつかIMAXデジタルシアターで上映できる作品を作ってみたいです」と同県初のIMAXデジタルシアター誕生を祝福。「古い歴史がある日本の古都、奈良に最新設備の映画館ができることはとても意義のあることだと思います」とコメントした。最新映画『朱花(はねづ)の月』は9月10日より同館にて上映される予定だ。
今回のイベントには、平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターせんとくんやIMAX社のジム・アサナソプロス氏も出席。奈良県在住の子どもたちで構成されたチアリーディングチーム・ラビッツのダンスパフォーマンスが披露されたほか、アサナソプロス氏から同館支配人の徳丸北斗氏に記念品が贈呈されるなど、会場は大盛り上がりだった。
通常の映画鑑賞とはまったく異なる映像体験ができると評判のIMAXデジタルシアターだけに、日本国内で徐々に導入館が増えているのは映画ファンにとってはうれしい限り。映画の最新技術というと3Dだけが注目を浴びがちではあるものの、2D作品でも絶大な効果を発揮するIMAXデジタルシアターの真価をぜひ、確かめてみてほしい。(編集部・福田麗)
シネマサンシャイン大和郡山は7月1日オープン