チャリティブレスレットで利益を得ていると訴えられたレディー・ガガ 「見当違いな訴訟」と反論
東日本大震災の支援を目的としたチャリティーブレスレットの配送手数料を水増しし、利益を得ていると弁護士グループに訴えられたレディー・ガガが、「見当違いな訴訟」と反論した。
ガガがプロデュースしたブレスレットは最低5ドル(約400円)から販売され、配送料ほかで3ドル99セント(約319円)、税金として60セント(約48円)が上乗せされる。弁護士側はガガがどれだけの利益を上げているのか回答を求めたところ、はっきりとした回答が得られず、500万ドル(約4億円)の賠償をガガ側に求める訴訟を起こした。
これに対しガガのスポークスマンは、「この見当違いな訴訟はまったく無意味で、残念なことに、日本を支援する世界中のファンの好意からスポットライトを奪ってしまっています。販売されたブレスレットの金額は、震災復興のため100%寄付され、配送料でも利益は得ていません。売上税も各地域の法規定に基づいています」とコメントを出している。
訴訟を起こした弁護士たちは、ガガのブレスレット販売によって個人的に不利益をこうむったわけではなく、違法の可能性を追求しようとしているだけのよう。自分たちの行動で、行くべきところにきちんと金が流れればそれでいいと言っているが、そのために約4億円の賠償を求めるというのも訴訟大国アメリカならではだろう。(BANG Media International)