ジブリ『コクリコ坂から』映画の舞台・横浜市と共同キャンペーン!スマホで60年代の横浜を見ながら街歩きも!
29日、横浜市定例記者会見にて、7月16日に公開される1963年の横浜を舞台としたスタジオジブリの新作映画『コクリコ坂から』と横浜市の共同キャンペーンの概要が発表された。「『コクリコ坂から×KDDI』キャンペーン@横浜市」と題された今回のキャンペーンでは、横浜市内でガイドブック配布やスタンプラリーを実施。映画の世界観を感じられるさまざまなイベントを横浜で行っていくという。
今回、映画『コクリコ坂から』との共同キャンペーンとして発表されたのは、横浜市内各所で配布するスタジオジブリ制作の「コクリコ坂からヨコハマガイド」をもとに、山手や山下など映画の舞台といわれるエリアをめぐる街歩き、映画の時代である昭和を感じさせる横浜港の風景を海上を散歩するように楽しむ「『コクリコ坂から』クルージング~昭和の港横浜の風景 海上散歩」の実施など。映画と同じ昭和30年代の横浜の写真展や、山手西洋館にて映画に登場する校内新聞「週刊カルチェラタン」の展示も開催される。また、節電対策への貢献の目的もあり、『コクリコ坂から』をモチーフとしたエコうちわを30万本配布することも決定。これは、全市を挙げての節電対策が注目されている横浜市らしい取り組みといえる。
『コクリコ坂から』は、16歳の少女と17歳の少年の愛と友情のドラマと、由緒ある建物をめぐる紛争を軸に、真っすぐに生きる高校生たちの青春をさわやかに描いた作品。描かれる1963年の横浜の街並みにも期待したい本作。横浜市では、今回発表したキャンペーン以外にも、スマートフォンで1960年代の横浜の画像を見ながら街歩きができるコンテンツ、街中に映画に登場するUW旗(国際信号旗で「ご安航を祈る」の意)を掲げるなどの企画をすでに発表している。(編集部・島村幸恵)
映画『コクリコ坂から』は7月16日全国公開