ママ友支持率100パーセント!映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』は親子で観たい映画
子どもたちに、思いやりの心を教える不思議な魔法使い、ナニー・マクフィーの活躍を描いたファンタジー映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』のママ友限定試写会が行われ、上映後のアンケートで満足度100パーセントという結果が出たことがわかった。
本作は、イギリスの田園地帯を舞台に、戦争に行っている父親の代わりに家事に、育児に、畑仕事に、すべてを一人で切り盛りしているグリーン家のママと、3人の子どもたち、そして疎開でグリーン家にやってきた都会っ子の兄妹2人の物語。金切り声でけんかをする子どもたちに発狂寸前のママのもとに、どこからともなく魔法使いのナニー・マクフィーがやって来て、母親を困らせてばかりのわんぱくな子どもたちに、助け合いや思いやりの気持ちを教えていく姿をファンタジックに描いた映画だ。
ほとんどが幼稚園か、小学校で出会ったというママ友たちが大集合した試写会で、映画の上映後に行なったアンケートでは、「この映画は楽しかった!」と全員が回答。映画の中では、グリーン家のママがソファーの上でピョンピョンはしゃいで暴れる子どもたちに、「うるさーい!! ソファーに乗らないで!」と、ソファーに上がって叫ぶシーンがあるが、多くのママたちが、そんな“母親限界点”を経験しているようで、子どもたちが「ママだって、ソファーに乗っているじゃん」という世界共通の憎まれ口に会場からは笑い声が聞こえた。
普段から子どもたちの世話、家事と家の仕事に振り回されているお母さんにとって、家事をこなしてくれるだけではなく、子どもたちに大切な優しい心まで教えてくれるナニー・マクフィーは、まさに理想の乳母。ナニー・マクフィーと、わんぱくな子どもたちの交流を通して、優しい心のあり方を学んでほしいと考えた人は多かったようで、アンケートでは、お母さんたち全員が「子どもにも映画を観せてあげたい」と答えた。
この日は、アンケートと共にお子さんとの感動エピソードも集められたが、「わたしが熱を出したとき、何も言わずアイス枕を持ってきてくれたこと」「次男を妊娠中、赤ちゃん嫌い、いらない! と言い続けていた長男が、次男が生まれたときに「かわいい! かわいい!」と言いながらずっと抱っこしていて、生まれてきてくれて良かったと言ってくれたこと」など、どれも心温まるエピソードばかり。東日本大震災が起こり、まさに「思いやりの心、助け合いの心」が日本中で大切な、今だからこそ、子どもたちの純真な優しさと思いやりの心を、本作を通してもっともっと育ててほしい。この夏は、親子でナニー・マクフィーに会いに行ってみてはいかがだろう?(編集部・森田真帆)
映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』は7月2日より全国公開