カンフー映画の金字塔『少林寺』がよみがえる!ジャッキー・チェン、アンディ・ラウら豪華スターが共演!
日本でも爆発的な大ヒットを記録し、ジェット・リーの名を一躍広めたカンフー映画の金字塔『少林寺』がアンディ・ラウ、ニコラス・ツェー、そしてこれが99本目の映画出演作となるジャッキー・チェンら豪華スターの共演でよみがえる映画『新少林寺/SHAOLIN』の日本公開が決定した。
ジャッキー・チェン映画出演100本記念映画『1911』場面写真
映画『少林寺』といえば1982年に公開された、ジェットの記念すべき映画デビュー作であり、カンフー映画の代表作。実際に武術の達人を起用したリアリティーあふれる武術アクションが観客からの圧倒的な支持を集め、日本でもカンフー・ブームを巻き起こした。本作は、公開から29年を経た現在、その名作をアクションだけではない、感動の人間ドラマとしてよみがえらせた作品となる。
主人公・ハオを演じるのは、『インファナル・アフェア』『墨攻』などに出演し、アジアを代表する映画俳優であるアンディ。粗暴でごう慢な人物であったが、部下に裏切られ一人娘を殺されたことから、愛する者を失う悲しみを知り改心。戦火に苦しむ民衆と少林寺のために戦う主人公を熱演する。また、確かな演技力にアクションの実力と美ぼうをかねそなえたニコラスがハオを裏切る部下にふんし、悪役に挑戦している。
そして、今や押しも押されぬハリウッドスターであるジャッキーが、ハオを改心させるきっかけとなる少林寺の料理人役として本作に参加。その役柄ゆえ、料理の技法を取り入れたアクションを披露しており、戦乱の世を舞台にしたハードな世界にコミカルな要素を提供している。さらに本作は、ジャッキーの映画出演99作目ということで、ジャッキーファンも必見の作品となっている。
『新少林寺/SHAOLIN』は20世紀初頭の、辛亥革命の起きた中華民国を舞台にしたアクション感動作。悪の限りをつくしていた軍人が、部下の裏切りから愛するものを失い出家。戦火に苦しむ人々を守るために成長してゆく姿を描く。人間ドラマに力を入れながらも、近代武器と伝統武術の対決や、戦乱の中炎上する少林寺といった壮絶な場面も展開するということで、迫真の武術アクションもしっかりと楽しめそう。新たなカンフー映画の代名詞となるか、注目したい作品だ。(編集部・入倉功一)
映画『新少林寺/SHAOLIN』は11月にTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開