D-BOYS柳下・加藤和樹らイケメンたちが、女性ファンの前で女性司会者の猛口撃にさらされる
2日、映画『ヴァンパイア・ストーリーズ BROTHERS』と『ヴァンパイア・ストーリーズ CHASERS』のプレミア上映会が中野ZERO小ホールで行われ、多くの女性ファンに迎えられて登壇した出演者の柳下大(D-BOYS)、加藤和樹、馬場徹、牧田哲也(D-BOYS)、後藤光監督が、ドエスの毒舌女性司会者とともに爆笑トークを繰り広げた。
『ヴァンパイア・ストーリーズ BROTHERS』の上映後に行われたこの日のトークショー。イケメンキャストたちが登場すると、女性を中心とした観客から黄色い大歓声が巻き起こるも、この雰囲気を笑いに変えたのはドSの女性司会者。本作で主人公を演じた柳下が、「普通の人間として生きてきたのに、お前はバンパイヤだと突然お兄さんに言われ……」とストーリーの説明をしながら役柄を語ると、司会者は「大半がストーリーの説明でしたね。これが上映前だったらぶっ飛ばしていました」と素の表情のまま一刀両断。会場は大爆笑に包まれた。また馬場が「(作品内で)シュウ役を演じた馬場です」とあいさつを行うと、「主役を演じた」と聞き違えたファンからどよめきが起きる。司会者はここでも目ざとく気づいて「今、柳下さんのファンがイラっとしたと思いますよ」と、イケメンだろうと容赦なく切り捨てていた。
さらに司会者の暴走は続き、加藤が撮影で苦労した点について「(肌の)色が黒いので白塗りをしたこと」とコメントすれば、「それはメイクさんの苦労じゃないですか?」とツッコミ。そして作品の中で開始早々ドラキュラに襲われる役どころの馬場に対しては「開始10分で襲われてどこへ行ったのやら? という役でしたね」と、非情な猛口撃が続く。ところがこの司会者に唯一立ち向かっていったのが牧田で、「友情」を「ユウゾウ」と噛んだのを聞き逃さず「ユウゾウって何ですか? 加山(雄三)さん? 説明してもらっていいですか?」とすかさず反撃に出て、会場をさらに盛り上げていた。
『ヴァンパイア・ストーリーズ BROTHERS』は、ヴァンパイアの血を引くセイ(柳下大)と、血の繋がらない兄弟として育ったミドリの前に、突如5年前に失踪したセイの兄・アイ(加藤和樹)が現れたことから起こる悲劇を描いた物語。『ヴァンパイア・ストーリーズ CHASERS』は、アイに襲われてヴァンパイアになってしまったシュウ(馬場透)が、アイを追う中で愛する人と再会するも、さらなる悲劇に巻き込まれていく。どちらも「すれ違いの愛」をテーマにしており、それぞれがリンクするストーリーとなっている。(肥沼和之)
映画『ヴァンパイア・ストーリーズ BROTHERS』『ヴァンパイア・ストーリーズ CHASERS』は今夏劇場公開予定