チャーリー・シーン、『メジャーリーグ』に出演した際に、ステロイドを使用していたことを認める「僕の直球は137キロだった」
映画『プラトーン』や『ウォール街』などで名をはせ、近年は作品よりも破天荒な私生活のほうが話題になっているチャーリー・シーンが、自身の作品『メジャーリーグ』に出演した際に、ステロイドを服用して参加したことがエンターテインメント・ウィークリーによって明らかになった。
これは、最新版のスポーツ・イラストレイテッド誌のインタビューにチャーリーが答えたもので、彼は「(撮影時に)一度だけステロイドを使用したんだ。おそらく6~8週間使用していた。僕の直球はそのおかげで、79マイル(127キロ)から85マイル(137キロ)になったんだ!」とコメントを残したそうだ。
さらに彼は「(ステロイドの使用で)普段より、(自分は)もっと小うるさくなった。あのときは、エゴと虚栄心からそのステロイドを服用したんだ」とも述べた。
そして、当時彼が演じたキャラクター、リッキー・ボーンの特徴のある髪型が、酒場などでチャーリーが飲んでいるときに、よく話の種にされてしまうため、それが嫌いであることも告白したそうだ。
ただ最後にチャーリーは「(同映画を監督した)デヴィッド・ウォード監督はクラシック作品を作った。野球が世界ではとても重要な位置にあるからね」と締めくくった。
もちろん、彼が当時からドラッグを使用していても何も驚きはしないが、演技のために薬物を使用していたのは多少意外だった。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)