ウィル・スミスとデンゼル・ワシントンが、ハリケーン・カトリーナを描いた映画でタッグか?
80年代にラッパーとしてデビューし、その後は映画『メン・イン・ブラック』シリーズや映画『インデペンデンス・デイ』など映画界で活躍してきたウィル・スミスが、デンゼル・ワシントンとタッグを組む可能性があることがIndiewire.comによって明らかになった。
これは、2009年の春から企画していたウィル・スミスがプロデュース予定のハリケーン・カトリーナを題材にしたドラマ作品『ジ・アメリカン・ドラマ(原題) / The American Drama』で、ルイジアナ州ニューオーリンズで200人以上もの命を救った元海兵のジョン・ケラーを主人公にした実話の作品になるそうだ。
同作では、映画『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコックが監督兼脚本を担当するようだ。さらに、現在ウィル・スミスは、M・ナイト・シャマランの新作『ワン・サウザンド・A.E.(原題) / One Thousand A.E』に出演する予定で、主役のジョン・ケラー役にはデンゼル・ワシントンを候補に挙げているようだ。
2005年8月末に起きたハリケーン・カトリーナでは、1,800人以上のもの死者を出していた。ちなみに、『ニューオリンズ:マイ・ホーム、マイ・ライフ、マイ・ラブ(原題) / New Orleans : My Home, My Life, My Love』というジョン・ケラーを題材にしたドキュメンタリー映画がすでに製作されているそうだ。
二人ともハリウッドを代表する黒人俳優であるが、これまで一度もタッグを組んだことがなく、もしデンゼル・ワシントンの出演が決まれば、話題を呼ぶ作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)