『トランスフォーマー』最新作3つのナンバーワン記録を打ち立て、全米で大ヒットスタート!
マイケル・ベイ監督の大ヒットロボットアクション最新作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』が6月29日に全米公開され、今年最高のオープニング記録を達成した。合計で3つのナンバーワン記録を打ち立てるという、大ヒットスタートだ。
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全米4,013館で6月29日の水曜日に公開された本作は、週末までの3日間で9,740万ドル(約77億9,200万)の成績を上げ、9,015万ドル(約72億1,200万円)だった『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』 を上回る、今年最高のオープニング成績を記録した。本作が公開されたのは、毎年、話題作が公開されることで知られるアメリカの独立記念日の週末で、本作は過去最高の成績を挙げた『スパイダーマン2』の記録を更新し、ナンバー1ヒット作となった。(1ドル80円計算)
ジェームズ・キャメロン監督が太鼓判を押したという3Dクオリティーの高さもあって、本作の全興収は6割を3D上映が占める好調ぶり。これによって、『アバター』『アリス・イン・ワンダーランド』などの3Dヒット作を超える、3D作品として、歴代最高のオープニングを記録した。
最初の週末、全米で3つのナンバー1記録を達成した本作は、韓国、ロシアなど海外でも57か国・地域で1位スタートを飾るなど、大ヒット。これにより世界興収は3億7,212万ドル(約297億6,960万円)になり、前作『トランスフォーマー/リベンジ』の最終興収の50パーセント近くをこの5日間で稼ぎ出したことになる。
全米公開前日の6月28日には、アメリカ唯一のプレミアが開催。当日はベイ監督はもちろん、メインキャストのシャイア・ラブーフやロージー・ハンティントン=ホワイトリーらがニューヨークのタイムズスクエアに勢ぞろいした。会場には実物大バンブルビーや劇中に登場する車が展示され、およそ2万人が集結。この注目度の高さには、シャイアも「これは最高傑作だね」と自信たっぷり。今月末に公開される日本では、どれほどの成績を残すのか、期待したい。(編集部・入倉功一)
映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は7月29日より全国公開