松田翔太、50代の親分と入れ替わる難しい役どころに挑戦!「デパート」を「百貨店」という親父くささ!
俳優の松田翔太、高橋克実らが7日、生田スタジオで行われたテレビドラマ「ドン★キホーテ」の制作発表会見に出席し、七夕にちなんだエピソードを披露。短冊に「楽しい夏を過ごせるように」と書いた松田は、9月まではどっぷり本作の撮影を行うといい、「(楽しめるのは)間違いないです。がんばります」と笑顔を見せた。
7月9日より日本テレビ系でスタートするテレビドラマ「ドン★キホーテ」は、任侠(にんきょう)集団の親分(高橋)と魂が入れ替わってしまった児童相談所に勤務する青年(松田)が、子どもたちを救うために大奮闘するハートフルコメディー。
ゴールデン枠で初のドラマ主演に挑む松田は、「ありがたいことだと思います。自分がどれだけできるか楽しみで、挑戦できるチャンスだと思います。でも、役を演じることには変わりないので、自分の役とストーリーに一生懸命になりたいと思っています」と意気込みも十分。
本作ではクールなイメージから一転、コミカルなキャラクターにも挑戦。草食系男子から肉食系の親分に入れ替わる難しい役どころについて「僕の中でも最大限ポップで、わかりやすく面白いと思っていただけるものを精いっぱい考えながら作っていけたらと思っています」と期待を込めた。
特に外見はそのままながら内面が50代というキャラクターを演じるのが難しかったといい、「親父くささというか、親父のかっこ悪いところや、かっこいいところを表現しようと思いました」とポツリ。親父くささは周りのスタッフもリサーチして役に取りこんでいるそうで、「監督が携帯をのぞくときメガネを外すので、そういう老眼だとか、おじさん特有の咳払いとか。あと言葉も『デパート』ではなくて『百貨店』とか」と裏話も披露。これには撮影現場でじっくり観察されていたという高橋も「おれでも『デパート』は言いますよ!」と突っ込んで笑わせていた。(取材・文:中村好伸)
テレビドラマ「ドン★キホーテ」は7月9日21:00より日本テレビ系列で毎週土曜日放送