麒麟・田村の新妻は「カシューナッツに似ている」！相方・川島、「芸能人はもうこりごり」

　11日、新宿の吉本興業東京本社でお好み焼きのアイデアレシピコンテストがあり、結婚発表後に初めて報道陣の前に現れた麒麟の田村裕が「おじいちゃんになってもニコニコ暮らしたいね」とプロポーズしたことなどを幸せいっぱいに生報告をした。

　カシューナッツに似ているというお相手の一般女性とは知人の紹介で知り合ったという田村。よしもとの劇場、NGKホールを貸し切り、自らBGMをかけるなど舞台をセッティングして「おじいちゃんになってもニコニコ暮らしたいね」と劇的なプロポーズをしたと明かした。そのときの様子を「すごく感動した。でも彼女の顔がライトの逆光で見えないから必死で泣くのをこらえた。自分だけ泣くのは恥ずかしいですから。そして2人で抱き合ったんですがやっぱり彼女は泣いてませんでした」と語り笑いを誘った。

　一方、田村の貧乏体験をもじって「段ボール婚」と揶揄（やゆ）した相方の川島明は「そんなロマンチックなことするやつとは思わなかった。『小森純七夕婚、田村も』ってニュースで知った」とまだ結婚相手を紹介してもらっていないという。そして「僕もその日に何かしなきゃと思い、犬を飼いました。次の恋を探している。芸能人はもうこりごりです」と私生活では対照的な二人だった。

　ベストセラー書籍「ホームレス中学生」で得た印税は家族のために使ってしまいもう残っていないそうで、「指輪はまだ買っていない。またお金貯めて買いたい。ズバリ言うなら『貧婚』ですかね」と現状も明かした。また、子どもはまだのようで「子どもは何人でも欲しい。僕も（貧乏で苦労したとき）兄弟がいてよかったので多めに欲しい。料理も覚えて二人三脚で頑張りたい」と人生の新たな一歩を晴々した表情で語った。

　同イベントはお好み焼きチェーン「道とん堀」が主催するコカ・コーラゼロに合うお好み焼きレシピのコンテスト。この日のイベントには相方の川島明と後輩芸人のスリムクラブ、チーモンチョーチュウ、ラフ・コントロールも登場しそろって田村の結婚を祝福した。芸人がそれぞれ個性的でおいしそうなお好み焼きレシピを紹介し、スリムクラブの真栄田賢はのどにやさしい「はちみつしょうがお好み焼き」なるものを考案。しかし試食した登壇者はなぜか真栄田のようなこもったダミ声になってしまうというオチもついた。

　全国から集まったレシピから本イベントで3点が厳選され、7月11日よりWEBなどで一般投票を行う。グランプリは一枚売れるごとに30円のロイヤリティーが入るということで、結婚したばかりの田村は会場で自身の考案した「愛情たっぷり節約お好み焼き」を「もう遅いかもしれないですけど、選んでくれませんか。結婚は物入りなんで」としきりにアピールしていた。（取材・池田敬輔）