ライアン・オニール、ファラ・フォーセットさんの24億円の絵を隠し持っているとして訴えられる
故ファラ・フォーセットさんが所有し、遺言で母校テキサス大学に寄贈するよう指示のあったアンディ・ウォーホールの絵がライアン・オニールの自宅の壁にかけられていることで訴訟が起きた。
問題の絵は2点あり、両方ともテキサス大学に寄贈されるはずだったが、1点は行方不明とされていた。しかし、レーダー・オンラインによると、ライアンと娘のテータム・オニールの新しいリアリティ番組「ライアン&テイタム:ザ・オニールズ(原題) / Ryan & Tatum: The O’Neals」の第1エピソードで、ライアンのマリブの自宅のベッドルームにこの絵が飾られているのが映っていたとのこと。
また、先日出版されたテイタムの本にも「家にあるすべての壁には全盛期のころのわたしたち家族の写真が飾られている。映画『ペーパー・ムーン』のオリジナル・ポスターやアンディ・ウォーホールのファラの肖像もある」と父親の家にこの絵があることが書かれている。
スター誌によると、テキサス大学は1点が行方不明とされた時点で怪しく思い、私立探偵を雇って行方を捜していたという。絵は3,000万ドル(約24億円)の価値があり、ライアンの手元にあることが判明したことで、大学側は絵の差し押さえをする訴訟を起こし、返還を要求している。ファラさんは、長年にわたってくっついては別れてを繰り返していたパートナーのライアンには遺言で何も遺さなかったのは有名。ファラさんの友人で、彼女のドキュメンタリーを制作したクレイグ・J・ネヴィアスは、「ライアンは生前のファラを支配することができなかったから、死後の彼女を支配しようとしている」と同誌にコメントしている。(澤田理沙)