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AKB48&東方神起、六本木・ヴェルファーレ跡地に誕生するニコ動プロデュース「ニコファーレ」のこけら落としに参戦!

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7月19日にグランドオープンするニコファーレ
7月19日にグランドオープンするニコファーレ

 東京のクラブシーンをけん引した六本木・ヴェルファーレ跡地にオープン予定の「ニコニコ動画(原宿)」の新施設「ニコファーレ」完成披露記者発表会が行われ、新たに生まれ変わった次世代型ライブハウスのこけら落としとして、東方神起、AKB48が参戦することが発表された。

 六本木のベルファーレといえば、1994年12月のオープンから2007年1月1日のクロージングまで、バブル崩壊後の東京のクラブシーンをけん引してきた代表的なクラブ。マカレナやパラパラ、トランスなど、その時々のクラブシーンの流行をいち早く取り入れるなど、流行発信基地として六本木の夜を彩ってきたイケイケの名物スポットだったが、借地契約満了により、多くの人に惜しまれつつも閉店となった。

 そんなヴェルファーレの跡地に、7月18日にオープンするのが「ニコニコ動画(原宿)」の次世代ライブハウス「ニコファーレ」。ビルの建て替えにより、ヴェルファーレの顔であった入口の大きな階段はなくなっており、それを惜しむファンの声もあったが、それらを補って余りある「ニコファーレ」の充実した設備に、来場者からは驚愕(きょうがく)の声が次々と起こっていた。

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 第1の特徴は、各所に常設されたLEDモニター。壁4面と天井に設置されたLEDモニターからは、海、空、草原、宇宙空間など、公演に合わせた映像が上映可能。また、「ニコニコ動画」の特徴であるネットユーザーのコメントが、360度を取り囲むように表示される。さらにステージ上のアーティストとCGキャラクターなどを合成させて、モニターに上映させることが可能となるなど、その映像体験は圧巻の一言だ。もちろん会場に行けない観客は、ネット配信を通じてライブを楽しむことが可能となっているので、幅広い観客がイベントを楽しむことが出来る。

 ヴェルファーレ閉館時の代表取締役社長で、今回ニコファーレ名誉支配人に就任した緒方仁子氏は「この場所は伝説の場所です。新たな形で、進化したニコファーレでお目にかかれるのをうれしく思っております」と感無量の様子。さらにニコファーレをプロデュースするドワンゴの夏野剛取締役は「これにいくらかかったかという質問にはお答えしません(笑)。正直、黒字の見通しはたっていませんが、もういいというくらい素晴らしい建物ができました! 新しいことを発信してきたヴェルファーレですが、これからは世界に発信をしていきたい」と意気込みを語った。

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 ニコファーレのオープニングは7月18日。オープニングライブとして東方神起、AKB48の参戦も決定した。また7月21日は映画『コクリコ坂から』公開記念「手嶌葵360°ライヴ in nicofarre」、そして小室哲哉、hitomi、ICONIQなどエイベックスアーティストたちが勢ぞろいする「a-nation Charge&Go! ウイダーinゼリー THE PREMIUM NIGHT in nicofarre」など、オープニングからイケイケな充実したラインナップが紹介された。他にも、千原ジュニアによる「企画ジュニア」、手塚眞監督のオリジナルホラー作品などが360度スクリーンで上映される「夏だ!お盆だ!ニコファーレだ!360°ホラー映画祭り 3本立て」といった企画も予定されている。

 クラブシーンのみならず、映画、お笑い、音楽など幅広いジャンルでの情報発信基地としての役割が期待される「ニコファーレ」。これから何が生まれてくるのか、非常に楽しみだ。(取材・文:壬生智裕)

「ニコファーレ」は7月18日にグランドオープン

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