『ハリー・ポッター』前売りだけでアメリカ国内で20億円を稼ぎ出す!シリーズ最高収益へ一歩前進
今週末から公開される、一大ファンタジーシリーズの最新作にして最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』がアメリカ国内の前売り券の売り上げだけで、すでに2,500万ドル(約20億円)を稼ぎ出していることがわかった。(1ドル・80円計算)
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』写真ギャラリー
世界でも最も売れた映画シリーズの最終作として公開される本作の前売り券は、その名に違わず、飛ぶ鳥を落とす勢いで売れているようだ。報じたエンターテインメントウィークリー誌などによれば、現地時間12日時点で2,500万ドルとなった売り上げの大半は、ミッドナイトプレミア(深夜興行)を狙った観客によるものだそう。配給の米ワーナーブラザーズは、公開となる金曜日までに、500万(約4億円)~600万(約4億8,000万円)ドルのチケット売り上げが追加されると予想しているという。これにより、3,000万ドル(約24億円)を稼いだ、『エクリプス/トワイライト・サーガ』の深夜興行記録を超えることが十分期待できる。
今週金曜日から、中国など一部の国を除いた各国にて世界公開される本作。10年にわたる物語のフィナーレを目撃するため、これまで以上にファンが劇場に詰め掛けることが予想されることに加え、今回はシリーズ初の3D上映。3Dの追加料金の上乗せ分を考えると、シリーズ第6作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の持つ、全世界オープニング週末成績の最高額、3億9400万ドル(315億2,000万円)を超えることも夢ではなく、興行成績が楽しみになってきた。(編集部・入倉功一)
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は7月15日より丸の内ピカデリーほか全国公開(3D/2D)