『インセプション』のトム・ハーディが、若き日のアル・カポネを描いた伝記映画の主演候補に!
映画『インセプション』のトム・ハーディが、若き日のアル・カポネを描いた伝記映画『シセロ(原題) / Cicero』の主演候補に挙がっていることがEmpireonline.comによって明らかになった。
これはワーナー・ブラザーズが企画している作品で、脚本はもともと70年代のTVパイロット用に書かれたものを映画化するようで、3部作に分けて製作することも考慮に入れているようだ。ストーリーは、アル・カポネがブルックリンのスラム街で育ち、その後禁酒法時代を通じて暗黒街のボスになるまでを描いた作品になるようだ。監督は、映画『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・イェーツ監督が現在興味を示しているようだ。
これまでアル・カポネを描いた作品は、ハワード・ホークス監督の映画『暗黒街の顔役』、テレビドラマでは1950年代後半から1960年代初頭にかけて放送された「アンタッチャブル」、そしてさらにその映画版でロバート・デ・ニーロがアル・カポネを演じた『アンタッチャブル』などがある。
ちなみに現在脚本は、映画『ワイルドパンチ』、『ロボコップ 2』のウォロン・グリーンが改稿したようだ。もしトム・ハーディとデヴィッド・イェーツ監督がタッグを組むことになれば、興味深い作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)