ディズニーとマーベル、映画&コミックでコラボ企画を実現へ 映画の前日譚をコミック化
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズは、来年全米公開予定の映画『ジョン・カーター(原題)/ John Carter』の前日譚(たん)を大手アメコミ出版社のマーベル・コミックから出版することを発表した。同映画はエドガー・ライス・バローズの人気SF冒険小説を実写化したもので、今回のコミカライズがうまくいけば、今後も同様の展開が見られるかもしれない。
今回ディズニーが、コミック情報サイトComic Book Resourcesを通して発表したのは、来年に全米公開を予定している映画『ジョン・カーター(原題)』のコミカライズ「ジョン・カーター: ワールド・オブ・マーズ(原題)John Carter: World of Mars」。今年10月より、全4巻予定でマーベル・コミックから発売される同コミックは、映画の50年前を舞台にした前日譚(たん)であり、これを読んでおけば映画もより楽しくなることは間違いない。
『X-MEN』『アイアンマン』など映画化の続いているマーベル・コミックだけに、ヒットを記録すれば、映画のコミカライズが映画化という可能性もゼロではない? 日本での展開がどうなるのかは明らかにされていないものの、映画が日本公開される際にはぜひコミックも一緒に翻訳されてほしいところだ。
ディズニーの映画『ジョン・カーター(原題)』は、エドガー・ライス・バローズの人気SF冒険小説「火星プリンセス」シリーズを映画化したもので、『トイ・ストーリー』シリーズの脚本家で知られるアンドリュー・スタントンが初めて実写映画を監督。テイラー・キッチュやリン・コリンズといったキャスティングも含め、シリーズ化を視野に入れた作品であり、前々から原作の映画化を熱望していたディズニーにとっては念願の実写映画化となる。(編集部・福田麗)