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成宮寛貴vs.鹿賀丈史と初共演で敵対関係!恋人役水野美紀を巡る愛憎劇!舞台「太陽に灼かれて」日本初上演

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成宮寛貴と鹿賀丈史が舞台で対決!
成宮寛貴と鹿賀丈史が舞台で対決!

 23日、成宮寛貴が主演を務める舞台「太陽に灼かれて」の会見が天王洲 銀河劇場で行われ、成宮寛貴、鹿賀丈史が出席。4年ぶりの舞台で主演を務める成宮は「鹿賀さんを相手にサスペンスで緊張感ある舞台になると思います」と宣言。成宮に真っこうから対峙する役の鹿賀も「スリリングで深く人間をえぐった傑作だと思います」と力強くアピールした。

 本作は1930年、激動の時代を背景に引き裂かれた男女の復讐と悲劇を描く人間ドラマ。成宮は恋人を奪われた復讐を誓うピアニストを演じ「言葉と心の中で違うことを考えているということをお客さんに伝えていかないといけないので、すごく細かい作業です。鹿賀さんとのやりとりが大事で、言葉を大切にしながらやっていきたいと思っています」と難しい役どころであることを明かした。また成宮は劇中で日々練習を重ねたタップも披露し、「あまり動きのない話なので、タップとかピアノでダンスを踊るシーンが明るく見えるので好きですね」と見どころを語った。

 また、本作で成宮と鹿賀は初共演。鹿賀は成宮に対し「毎日熱心に練するし、いい演技をするし、硬派な方です」と絶賛。一方の成宮も鹿賀の印象について「革張りのソファーに座ってブランデーを飲んでいるイメージでしたが、実際はチャーミングでずっとギャグを言って笑わせてくれます」と冗談っぽく語り、10センチくらいの距離で鹿賀と対峙することもある舞台では「目を合わすと緊張するので、練習では額を見たり毎日見るところを変えたりしています。公演が始まったら毎日くっついてどこか飲みに連れて行ってもらおうかな」と笑顔をみせた。

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 本作はロシアの名匠ニキータ・ミハルコフ監督の同名映画の舞台版。1930年代のスターリンの大粛清を背景に、かつての恋人マルーシャ(水野美紀)をロシア革命の英雄(鹿賀丈史)に奪われたピアニスト・ミーチェ(成宮寛貴)の復讐と悲劇を描く。舞台版は2009年にロンドンで初演され、日本での上演はこれが初となる。(取材・文:中村好伸)

舞台「太陽に灼かれて」は天王洲 銀河劇場にて7月24日から8月9日まで公演

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