香取慎吾と速水もこみち、そろってピンクのパンツで舞台あいさつ?映画『こち亀』に原作の秋本治も続編を熱望「寅さんのように!!」
21日、SMAPの香取慎吾と速水もこみちが、『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』の先行上映が行われた東京・葛飾区のシネコンMOVIX亀有の10スクリーンすべてを“おまわりさん自転車”で回り、舞台あいさつを行った。この日の舞台あいさつには、原作者の秋本治も駆け付け、映画を絶賛。「寅さんのように続いてほしい」と自身の思いを語り、ファンを熱狂させた。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』場面写真
「こち亀」の地元、葛飾区の映画館で行われたこの日のイベントで、香取と速水は、朝11時から全10回、およそ3時間かけて約2,100人のファンに向けて舞台あいさつを行った。香取も10回目ともなるとテンションも最高潮に達したようで、イベントにピンクの制服の麗子(香里奈)がいないことに触れて「僕、今日ピンクのパンツをはいてきたら、中川(速水)もピンクなんです。こんなところに麗子がいたんだ」とまたを押さえ、コミカルなあいさつを披露し、会場を爆笑させた。
サプライズゲストとして登場した原作者の秋本は、2人を前に「迫力があるし、僕の世代は劇場で観るのはすごくうれしいしワクワクします。2人共両さんと中川にどんどん近くなりますしね」と本作を大絶賛。「葛飾区民といえば寅さん。『男はつらいよ』は1作目から観てきたので、松竹から映画化の話があったのがうれしかったです。両さんも寅さんのように続いてほしい」と願いを込めた。
すると、先日『男はつらいよ』の山田洋次監督と対談を行ったという香取は「山田監督に、亀有に来ると『おかえり両さん』って言ってもらえてうれしいですと話したら、渥美清さんも『お元気ですか、寅さん』って言われるのが一番うれしかったそうですって言われました」と裏話を披露。さらに香取は、山田監督から「シリーズ化はこちらから求めてはいけない。向こう(お客)からやってくるものだ」とのアドバイスももらったという。
映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』は、国民的人気コミックの映画版。小学校時代の初恋の相手・桃子(深田恭子)と再会した両津(香取慎吾)の恋や、警察庁長官の孫娘の誘拐事件が描かれる。原作の秋本も完成披露試写会で太鼓判を押した両さんの恋の物語にも注目だ。(取材・文:中村好伸)
映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』は8月6日より全国公開