シャイア・ラブーフ、ロバート・レッドフォード監督の政治スリラーへ出演
映画『トランスフォーマー3 / ダーク・オブ・ザ・ムーン』に出演中のシャイア・ラブーフが、次回作としてロバート・レッドフォード監督の政治スリラー、『ザ・カンパニー・ユー・キープ(原題)/The Company You Keep』へ出演することが決まった。
シャイア・ラブーフ出演映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』写真ギャラリー
本作は、ニール・ゴードン著のスリラー小説をもとにした作品で、レッドフォード監督はシャイアとともに主演も担う。レッドフォード監督はFBIに追われている元極左グループの運動家を演じ、シャイアは彼を追う若いジャーナリストを演じる予定。脚本は、こちらもニール・ゴードンの著書を映画化した1999年の『イギリスから来た男』で脚本を担ったレム・ドブス。ゴードンはガーディアン紙のインタビューで、「小説は5~6人の主観が入り乱れ、一連のメールで構成されている。映画にするのは大変な仕事だろうが、脚本は素晴らしい出来栄えだよ」と、レムの手腕を賞賛。さらに、「僕は、自分の小説が映画化されるときはいつも、物語の骨組みが映画という別の媒体に合うように再び練られ、歴史的、政治的な複雑さを持ってほしいと願っている。映像は、ロバート・レッドフォードの映画がいつも素晴らしいように、美しく出来あがってほしい」と期待感を示している。(竹内エミコ)