『劇場版マクロスF』完結編、10月にブルーレイ&DVD発売!豪華版にはアフレコ台本やポスター集も封入!
今年2月に公開され、現在もロングラン上映中の『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』のブルーレイ&DVDが10月20日に発売される。ブルーレイは本編のほかに、プレイステーション3(PS3)用のゲームソフトが収録されているハイブリッド仕様であり、ブルーレイ&DVD共通の特典としては60分超の特典映像、オールカラー48ページのブックレットほか、初回生産限定で劇場上映生フィルムコマが封入。ブルーレイの豪華版にはそれらに加えて、劇場アフレコ台本やポスター集、複製原画集が付くという、コレクターズアイテムになっている。
ブルーレイ&DVD『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』は10月20日に発売。共通の特典としては、約68分の特典映像やオールカラー48ページブックレットが用意されており、特典映像には特報・予告編などに加え、撮り下ろしのスペシャル座談会が収録。同座談会は河森正治監督ほか、主人公3人の声優を務めた中村悠一、遠藤綾、中島愛によるもので、製作の裏側がばっちりのぞけるものになっている。ブックレットも設定資料や劇場公開時アーカイブなどを収めており、ファンは必携だ。
ブルーレイの豪華版にあたる「超時空スペシャルエディション」には上記の特典はもちろんのこと、貴重なポスターを余さず収録したポスター集、劇場版2部作のミニサイズ劇場版パンフレット、ミニ複製原画集、劇場版アフレコ台本といった特製アイテムが封入。さらには前作『イツワリノウタヒメ』と本作を同時収納できる、天神英貴描き下ろしの特製BOXも付いており、シリーズのファンならば物欲が刺激されてたまらないはず。ブルーレイやDVDを買う理由としては、本編を繰り返し観ることができるというほかに、特典が大きな要因となることが珍しくないが、本作の特典はファンの心をわしづかみにするものばかりだ。
また、本作のブルーレイはハイブリッド仕様になっており、ディスク1枚に本編+特典映像+PS3用のゲーム「マクロスラストフロンティア」が収録されている。同ゲームはPS3の性能を存分に生かした3Dアクションゲームとなっており、戦闘はもちろん、本シリーズを観る楽しみである「歌」もパワフルなステージングで楽しめるというおまけ付き。ディテールにまでこだわったグラフィックやバルキリーの挙動など、ファンならば一度はやっておきたい作品だ。
本作をもって、2008年のテレビアニメより続いていた「マクロスF」は完結。2月に公開されるやいなや大ヒットを記録し、新宿バルト9では約4か月というロングラン上映が行なわれるなど、深夜アニメの劇場作品の範ちゅうには留まらない記録を打ち立てている。劇場版2部作『イツワリノウタヒメ』『サヨナラノツバサ』はテレビ版の展開を踏襲したオリジナルストーリーとなっており、テレビ版を観た人にも観ていない人にも薦められるクオリティー。「歌」をフィーチャーした本シリーズだけあって、ある種のコンサート映画としても楽しむことができる。(編集部・福田麗)
ブルーレイ『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~Hybrid Pack』は10月20日発売 税込み価格: 7,140円 『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~Hybrid Pack 超時空スペシャルエディション』、DVDも同日発売 価格: 各10,500円、6,090円