映画『こち亀』を原作・秋本治が大絶賛!「実際の人間が演じた方がリアル」
8月6日に公開される香取慎吾主演の映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』を、原作者・秋本治が大絶賛していることがわかった。12日に行われた完成披露試写会、21日に行われたMOVIX亀有の全10スクリーンジャックイベントなど、映画の公開に先駆けて行われたイベントに自ら登場した秋本は、毎回映画を大絶賛。「実際の人間が演じた方がリアル」「本当に想像以上に良かった」といったコメントを送っている。
映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』場面写真
人気漫画の実写映画化というと批判がつきものだが、映画版「こち亀」は、原作者の心をつかんだようだ。主人公・両津勘吉と小学校時代のあこがれの同級生・桃子との恋模様を軸に描く『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』。「原作で恋愛はあまり描けていないが、本当は恋愛ものを描きたかった」と語る秋本は、「今回の映画は大人の両さんで、今まで描いていないものだった。だから、恋する両さんはかっこいいな、男らしいなと思いました」と映画で両津の恋が描かれたことをうれしく思っている様子。さらに秋本は、自身が考えた両津と後輩警察官の秋本・カトリーヌ・麗子、中川圭一の関係を理解し、映画化されていることにもお墨付きを与え、「中川が両さんの肩を押して、麗子が後で励ます。これがこち亀のチームワークですね。こち亀にはあれがないと」と満足げに語ったという。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』では、深田恭子演じる小学校時代のあこがれの同級生・桃子と再会した両津勘吉(香取)が、桃子が座長を務める旅一座を手伝い始め、桃子との将来を夢見始めた矢先、警察庁長官の孫娘と間違えられ、桃子の娘ユイが誘拐される事件が発生! 事件の背後に絡み付く、警察が隠ぺいしていた過去の誘拐事件など、“両さん”が警察の闇に迫っていく。秋本が「本当に想像以上に良かった。大人の両さんが見られました」と太鼓判を押す映画版「こち亀」は、ファンの目にどう届くのか? 注目したい。(編集部・島村幸恵)
映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』は8月6日全国公開