「冷やし中華始めました」のAMEMIYA、奥さんとのなれそめを告白!自身のギャラも公表
3日、夏の風物詩ネタ「冷やし中華始めました」で知られるお笑いタレントのAMEMIYAがスペースFS汐留で行われた映画『赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター』のイベントに駆け付け、映画にちなんだ新作ネタ「サメを仕留めに~」を熱唱し、会場を沸かせた。
R-1グランプリ2011準優勝を果たし、今年最もブレイクしたお笑い芸人の一人として、今ノリに乗っているAMEMIYAはギター片手に夏らしく浴衣姿で登場。普段の白スーツは封印しての登場に「生まれて初めて浴衣を着ました。こんな格好のAMEMIYAを見たことはないと思います」と恩着せがましく語った。ギター侍芸人の波田陽区に似ているとの意見に対しては「そんなことないですよ。残念!」とネタを拝借するなど、服装は変わっても、いつも通りのサービス精神に会場は大盛り上がり。サメに襲われる内容の本作については「非常に怖い映画。普通はCGとか使いますが、本物のサメが出てくるのでリアルなんですよ。ビビり芸人として有名なAMEMIYAは何度も目をそらしてしまいました。3か月は冷房要りませんよ」と映画の怖過ぎる内容を節電と絡めてアピールした。また本作にちなんだネタ「サメを仕留めに出掛けました」を熱唱し、海沿いのラーメン屋の店長がフカヒレを獲りに行く内容を領土問題に絡めて披露した。怖いパニック映画ということもあり「冷やし映画始めました」のフレーズを多用していた。
時事ネタを振られる場面も多々あり、なでしこジャパンについては「国民栄誉賞はぴったりの賞だと思います。流行語大賞ではわたしの『冷やし中華』と争うでしょうね。負けませんよ」と白い歯をキラリ。また市川海老蔵夫妻の第1子誕生については「福助さんにお子さんの名前をばらされたけど気を強く持ってください」と歌舞伎俳優の中村福助がブログで市川夫妻の女児を公表してしまった出来事を即興で歌にし、海老蔵にエールを送った。
その後の囲み取材では、映画イベント2度目となるAMEMIYAは「まだこういったイベントの経験は浅いのでよろしくお願いします」と謙虚にあいさつ。自身の大ブレイクについて「(3万円だった)去年の年収の30倍をひと月で稼がせてもらいました。13年ずっと(仕事がなくて)夏休みだったんで、今のお仕事の量はありがたい」とホクホク顔だった。今では「冷やしたぬきそばの人だ」と声をかけられると笑わせたAMEMIYAは、奥さんとの出会いについては「バンドをやっていたときの最初のファンの方です。将来、子どもは欲しい。冷やし中華を受け継いでもらいたい」とプライベートも明かしていた。
本作はオーストラリアで実際に起こったサメ被害を基にしたパニック映画。シュノーケリングを楽しむ男女の乗るヨットが巨大人食いザメエリアで転覆し、一人、また一人と犠牲になっていく。彼らは恐怖の人食いザメから逃れることができるのか? リアリティーを追求するためCGを使わず、本物の巨大サメを撮影したという、その迫力の映像も観どころのひとつ。(取材・池田敬輔)
映画『赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター』は8月13日より銀座シネパトスほかにて全国順次公開