木村佳乃、妊娠発表後初の公の場で弟役の中村蒼をベタ褒め!! 早くも母性発揮!?
4日、フジテレビが9月に金曜プレステージ特別企画枠で放送する宮部みゆき原作のテレビドラマ「魔術はささやく」の記者発表が都内ホテルで行われ、主演の木村佳乃と弟役の中村蒼が出席し、年末に夫・東山紀之との赤ちゃんを出産予定の木村がおなかの赤ちゃんも「元気です」と笑顔でアピールした。
本作は、日本を代表するミステリー作家・宮部みゆきの最高傑作と名高い同名小説をテレビドラマ化。木村は「歩きながらでも読んでしまいます」と語るほど原作の宮部みゆきの大ファンだと言い、「宮部さんの作品の中でも特にファンが多い原作なので、プレッシャーはありました。けど、お声をかけていただいたからには自分なりに体当たりさせていただく気持ちでがんばりました」意気込みをアピールした。
木村は、今年2月に行われた撮影を「雪が降ったこともあり、けっこう寒い中、弟役の蒼くんと2人で頑張りました」と振り返り、初共演となる中村に「弟がいる役はやったことがなくてどんな方かと楽しみにしていたら、すごく甘いキュートな顔立ちと相反する男らしい内面を持っていて、弟役だけど頼りがいがあって、たくましく思っていました」と中村の男らしさをべた褒め。撮影の合間にも「ごはんちゃんと食べた?」とおせっかいしてしまうほど姉心を持って接していたそうで、妊娠中の木村は、早くも母性を発揮している様子。中村はそんな木村について「撮影の合間に鼻歌を歌っていたり、すごくかわいらしくて一緒にいて安心できる方で楽しかったです」とほほ笑ましいエピソードを明かした。
また2人は、役者としても刺激し合うことができたようで、木村は「(中村は)芝居は素晴らしくて、2人のシーンは、繊細な芝居のやりとりが多かったけど、楽しかったです。脚本以上の関係が映像で出せていると思います。相手が蒼君で良かったです」、中村も「(木村から)芝居もすごく刺激を受けたし、楽しかったです」と答えていた。
「魔術はささやく」は日本を代表するミステリー作家・宮部みゆきの最高傑作と名高い同名小説を原作に、主人公の高木和子(木村)が、過去に犯した“大罪”への贖罪(しょくざい)に葛藤(かっとう)する姿を繊細に描く。木村と中村が姉弟役で出演するほか、小池栄子、谷村美月、大杉漣、松重豊、加藤治子、原田美枝子、奥田瑛二ら実力派の豪華キャスト陣が顔をそろえている。(取材・文:中村好伸)
金曜プレステージ特別企画、宮部みゆきスペシャル「魔術はささやく」は9月フジテレビ系列にて放送予定