『ハリポタ』完結編、世界興収10億ドル突破!シリーズ&ワーナー・ブラザース映画史上最高記録を樹立
世界中で大ヒットを記録している映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の全世界興行収入が早くも10億ドル(約800億円)を突破したと配給のワーナー・ブラザース映画が発表した。これは、シリーズ初の大台となっただけでなく、ワーナー・ブラザース映画史上でも最高の成績。現時点の世界興収記録では歴代8位となっている。(数字は配給調べ・7月31日現在・1ドル80円計算)
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』写真ギャラリー
これまでに世界興収10億ドルを突破した映画はわずか9作品。本作は先月15日より北米と日本を含む多くの地域で公開され、7月31日までのわずか17日間で約10億800万ドル(約806億4,000万円)を記録し、見事その一つとなった。内訳としてはアメリカ国内で3億1,840万ドル(約254億7,200万円)、海外でおよそ6億9,000万ドル(552億円)となっている。これまでのシリーズを通しても、10億ドル突破は初めての快挙であり、ワーナー・ブラザース映画配給の作品でも2008年の映画『ダークナイト』を上回り、史上最高の記録を打ち立てている。歴代記録でも8位にランクインするなど、まさに『ハリポタ』旋風の再来だ。
ワーナー・ブラザース映画のアメリカ国内配給を担当するダン・フェルマンが今回の記録に「本当に驚いたのは、これほどの数字を公開からごくわずかな期間のうちに達成したことです」と驚いた様子を見せれば、海外配給を担当するベロニカ・クワン・ルビネクも「控えめに言っても、本作に対する世界的な反応はケタ外れです」とその反響の大きさをうかがわせるコメントを発表。両者とも、今後数か月にわたってまだまだ記録が伸びることを示唆している。
すでに歴代世界興収7位の『アリス・イン・ワンダーランド』、さらには6位の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』はロックオン。さらなる記録更新も狙えるだけに、当分の間は本作が世界中のボックスオフィスを席巻することは間違いなし。まだまだこの勢いは衰えそうにない。(編集部・福田麗)
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は公開中