映画『ペット・セメタリー』のリメイクの監督は、SF漫画「コブラ」の実写映画化も企画しているアレクサンドル・アジャか?
パラマウント・ピクチャーズが制作予定のスティーヴン・キングの原作「ペット・セマタリー」(映画のタイトルは『ペット・セメタリー』)のリメイク作品で、映画『ピラニア3D』のアレクサンドル・アジャが監督候補に挙がっていることがTwitchfilm.comによって明らかになった。
原作の「ペット・セマタリー」は1983年に出版された長編小説で、メイン州に引っ越してきた医者のルイスと妻のレーチェルには二人の子どもが居た。ある日、ルイスは車にひかれて死んでしまった猫を、隣人の勧めで裏山のペットの墓場にに埋めたところ、その猫がなんと生き返ってしまう奇妙な体験をした。だが、あるときそれと全く同じような交通事故で息子を亡くしてしまう。ルイスは、息子を失った虚脱感から「近付くな」と言われたあの墓場に足を踏み入れるというホラー作品。
制作は映画『ソルト』や『G.I. ジョー』のロレンツォ・ディボナヴェンチュラと映画『パラノーマル・アクティビティ』や『インシディアス』のスティーヴン・シュナイダーが担当し、脚本は映画『1408号室』や『ミミック』のマット・グリーンバーグが執筆することになっている。
ちなみにこのアレクサンドル・アジャ監督は、日本ではおなじみのSF漫画「コブラ」の実写映画化も企画していて、今のところ「コブラ」の企画は予算が滞っているようで、この『ペット・セメタリー』でメガホンを取ることも十分に可能性がありそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)