月刊少年チャンピオンで「ハカイジュウ」の本田真吾らが描き下ろし!ホラー映画予告マンガが登場!
高橋ヒロシの「WORST」などを連載する月刊少年チャンピオンは、明日6日土曜日発売する9月号において、「真夏の最恐ホラー映画フェスタ」と題し、同誌作家陣が手掛ける、この夏公開予定のホラー映画『インシディアス』と『ザ・ウォード』をマンガで表現した予告編「コミックトレイラー」を掲載する。劇中の映像を使用する「観る」ものとは一味違った、担当作家独特のタッチや解釈の反映された、ユニークな「読む」予告編となっている。
映画『インシディアス』は、『ソウ』シリーズのジェームズ・ワン監督と『パラノーマル・アクティビティ』のオーレン・ペリ監督という、ホラー界気鋭のクリエーターがタッグを組んだ新生代ホラー。老朽化した家屋に引っ越してきたことをきっかけに、ある一家が遭遇(そうぐう)することになる理不尽な恐怖を描く。一方の『ザ・ウォード/監禁病棟』は、『ハロウィン』『遊星からの物体X』など、伝説的なホラー映画を数多く手掛けた奇才ジョン・カーペンター監督約10年ぶりの新作として話題の作品。精神病棟に送られた20歳女性を主人公に、彼女を闇の奥から彼女に迫る「何か」を描いたサイコホラーだ。
掲載される「コミックトレイラー」では、この2作品の予告マンガを、巨大クリーチャーの日常への襲撃を凄惨(せいさん)なタッチで描写した「ハカイジュウ」の本田真吾と、ヤクザ組織の中で、理不尽な暴力の渦へと飲み込まれる男を描いたバイオレンス「ブラステッド」の室井大資が手がける。本田は『インシディアス』、室井は『ザ・ウォード/監禁病棟』を担当しており、どちらも自己のタッチを維持しながらも、作品の雰囲気やカットをしっかりと再現しており、短いながらも印象強い作品になっている。
月刊少年チャンピオン編集部にとっても、映画業界としても初の試みになるという、2本立ての予告マンガ掲載。暑さ厳しいことが予想される残暑に、涼しさを提供してくれそうなホラー映画の恐怖を、一足先にマンガで体験してみるのもいいのでは。(編集部・入倉功一)
映画『インシディアス』は8月27日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国公開予定
映画『ザ・ウォード/監禁病棟』は9月17日より銀座シネパトスほか全国順次公開