『ハリポタ』最終作、歴代世界興収3位に!キャメロン監督1位『アバター』、2位『タイタニック』に迫る
シリーズ最大のヒットを記録している映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が8月7日時点で全世界興行収入11億3,418万6,045ドル(約907億3,488万3,600円)を記録し、同成績で歴代3位に浮上したことが明らかになった。2位『タイタニック』の成績は約18億4,320万ドル(約1,474億5,600万円)となっている。(数字は特記がない限りBox Office Mojo調べ・1ドル80円計算)
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』写真ギャラリー
先月末の時点で世界興収10億ドルを突破した『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』はその後も記録を伸ばし続け、8月7日時点で11億3,418万6,045ドルと、2003年の映画『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の約11億1,911万ドル(約895億2,880万円)を上回り、歴代世界興収3位に浮上した。同ランキング1位の『アバター』と2位『タイタニック』は共にジェームズ・キャメロン監督の作品であり、現在はこの2強を崩すことができるかどうかに注目が集まっている。
本作は全米公開後17日で世界興収10億ドル突破を果たしており、これは歴代世界興収1位の『アバター』とほぼ同じペース(それぞれ配給調べ)。だが、ハリウッド・リポーターは『ハリポタ』の最終興収について、このままの勢いでは約14億ドル(1,120億円)程度に落ち着くものと予想しており、1位の『アバター』どころか、2位の『タイタニック』超えを果たせるかどうかについても悲観的だ。
『アバター』はその驚異的な3Dクオリティーが大きな話題になり、公開後も客足が衰えるどころか、多くのリピーターを世界中で生み出すという社会現象的なヒットを記録した。本作が『タイタニック』、そして『アバター』を抜くことができるかどうか。ここからが本当の正念場になりそうだ。(編集部・福田麗)
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は公開中