SCANDAL、炎天下の歌舞伎町でゲリラライブ!1,000人を超えるファンが詰めかけ新宿は騒然!
10日、4人組みガールズバンドのSCANDALが新宿シネシティ広場でゲリラライブを敢行し、1,000人を超えるファンが集まり、大盛り上がりを見せ、この日に誕生日を迎えたボーカルのHARUNAを祝福した。
SCANDALはフランスで開催された博覧会「Japan Expo」で人気を博し、最近では映画『豆富小僧』の主題歌「ハルカ」を歌うなどの活躍を見せるガールズバンド。この日発売された3rdアルバム「BABY ACTION」に合わせライブイベントを決行した。同アルバムは映画『ラビット・ホラー3D』の主題歌「BURN」も収録されている。うだるような暑さの中、会場となる野外広場には「絶対秘密」と書かれた特別ステージが設けられ、ゲリラライブをアピール。ゲリラにもかかわらず開場前から多くのファンが詰めかけ、その数は約1,000人にのぼった。
待ちに待ったSCANDALが登場すると、観客は一気にヒートアップしタオルを掲げるなどして大興奮。新アルバムに収録されている「LOVE SURVIVE」など計2曲を歌い上げ、ファンのラブコールには「楽しんでください」と応えていた。この日、誕生日を迎えたHARUNAにバースデーケーキが贈られるサプライズもあり、会場一体となって祝福。ファンから「おめでとう」「きれいだよ」などと声を掛けられ喜びを隠せない様子を見せた。
その後の囲み取材でHARUNAは、「アルバムの発売日とわたしの誕生日が重なって、たくさんの人たちに祝ってもらったことは今までにないです」と感動もひとしお。また同じく今月誕生日をむかえるドラムのRINAが「(もうすぐお酒が飲めるようになるので)打ち上げとか大人の場に参加したい。でもみんなステージではカッコいいけど酔っぱらうとダメになる。だからわたしはお酒飲みません」と宣言するも、すかさずHARUNAが「飲ませます」とキッパリ。もうすぐメンバー全員でお酒が飲めることに笑顔を見せていた。また今回のイベントについて、ベースのTOMOMIは「まさか歌舞伎町でやるとは思ってもいなかった。たくさん集まってくれたのでうれしい」とニッコリ。またTOMOMIは雨女のようで、「いつもは大雨警報が出るのに今日は晴れました。逆に暑さの警報が出ているかも」と話し笑いを誘った。
『ラビット・ホラー3D』はJホラーの草分け、清水崇監督がメガホンを取った本格的3Dホラー。3D映画を鑑賞していた姉と弟に突然スクリーンからウサギの縫いぐるみが飛び出してくる。彼らがそれを受け取ったことからファンタジー&ホラーな世界に迷い込んでいく姿を描く。ウォン・カーウァイ作品を多く手掛けるクリストファー・ドイルが撮影を担当。また本年度のヴェネチア国際映画祭に正式招待されていることでも知られる話題作。(取材・池田敬輔)
映画『ラビット・ホラー3D』は9月17日より全国公開
SCANDALの3rdアルバム「BABY ACTION」は発売中