「東映まんがまつり」が22年ぶり一夜限りの復活決定!水木一郎もやってくる!
今年創立60周年を迎えた東映による、春、夏、冬の長期休みに子ども向け映画数本をまとめて上映する興行「東映まんがまつり」が、一夜限りの復活を果たすこととなった。復刻したプログラムをまるごと収録したDVDが発売されるのを記念したイベントとなる。
「東映まんがまつり」は、1964 年から2002 年まで、「東映こどもまつり」「東映アニメフェア」など名前を変更しながら上映され続けていた興行。「仮面ライダー」など特撮もの、「マジンガーZ」などのアニメーション、さらにフィンガー5ら人気アイドルが登場する作品5~6本を、一つのプログラムとして上映していた。テレビ放映された作品のブローアップ版などもラインナップされ、ときには上映時間が231分に及んだことも。大好きなヒーローやアニメキャラがオールスターで登場するてんこ盛りの内容に、キャラクターがプリントされた紙ぼうしなどの入場者プレゼントも用意され、まさに子どもにとって夢の空間が演出されていた。
そんな「東映まんがまつり」が、復刻DVDの発売を記念して9月に一夜限りの復活! 「『復刻!東映まんがまつり』DVD発売記念スペシャルナイト」と題し、DVD「復刻!東映まんがまつり 1974年夏」に収録された『マジンガーZ対暗黒大将軍』、初のソフト化となる『フィンガー5の大冒険』などがフィルム上映され、なつかしの入場者プレゼント「紙ぼうし」の2011年スペシャル版も用意される。さらにアニソン界の「アニキ」水木一郎によるミニライブ、東映の人気キャラクターたちも登場。「東映まんがまつり」の名称としての上映は、実に22 年ぶりとなる。盛りだくさんの内容で当時のファンが心から楽しめる、盛りだくさんのイベントになりそうだ。
「復刻!東映まんがまつり」は、東映ビデオ株式会社が当時の興奮をそのまま伝えるべく、上映された作品群を1973年夏、1974年夏など時期別にわけてソフト化したDVD。初回限定で縮小復刻パンフレットも封入されており、かつて映画館で心おどらせた少年少女たち、すべての「良い子」におくる永久保存版となっている。(編集部・入倉功一)
「『復刻!東映まんがまつり』DVD発売記念スペシャルナイト」は9月2日に東京・一ツ橋ホールで開催
「復刻!東映まんがまつり 1973年夏」「復刻!東映まんがまつり 1974年夏」は10月21日、「復刻!東映まんがまつり 1975年春」「復刻!東映まんがまつり 1976年春」は11月21日発売(各税込み:5,040円)