新『スパイダーマン』のガーフィールド、『卒業』のマイク・ニコルズ監督とタッグ!「セールスマンの死」のブロードウェイ・リバイバル公演!
映画『バージニア・ウルフなんかこわくない』や『卒業』などの名作を残し、近年では映画『クローサー』や『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』などを手掛けてきた名監督マイク・ニコルズが、新作『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールドとタッグを組むことがハリウッド・リポーターによって明らかになった。
これは、これからマイク・ニコルズが演出する予定のアーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」のブロードウェイ・リバイバル公演で、アンドリュー・ガーフィールドは、主人公ウィリー・ローマンの息子で長男のビフ役を演じるそうだ。
アンドリューのほかに、主人公ウィリー・ローマン役には映画『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマン、ウィリーの妻リンダ・ローマン役は映画『ジュリー&ジュリア』のリンダ・エモンドが挑戦し、映画『トゥルー・グリット』や『ソーシャル・ネットワーク』のスコット・ルーディンがプロデュースを担当することになっている。
同作のストーリーは、年老いた63歳のセールスマン、ウィリー・ローマンは過去の思い出にすがって生きていたが、ある日誇りに思っていた仕事を失い、自立できない二人の息子と妻を抱え、最後には自ら死を選んでいくという夢と挫折を描いたアーサー・ミラーの代表作の一つ。
今回、アンドリュー・ガーフィールドにとってはこれがブロードウェイ初舞台となる。同公演は、2013年の3月からニューヨークのバリモア・シアターで行われることになっている。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)