ブラッド・ピットが元CIAの殺し屋に!?米人気アクション小説の映画化に出演検討中
先週から日本公開が始まった『ツリー・オブ・ライフ』や11月公開予定の『マネーボール』など、注目作が続くブラッド・ピットが、米人気スパイアクション小説の映画化作品に、元CIAのすご腕暗殺者役への出演を検討していると、ハリウッド・レポーターなどが報じた。
本作は、マーク・グリーニーが執筆した小説が原作のアクション映画で、出演が決定すれば、ブラッドは、元CIAの情報部員で、現在はプロの雇われ暗殺者となった主人公コート・ジェントリーを演じることになる。物語は、自分の暗殺を支援するはずのチームに裏切られ、追われることになったジェントリーが、自分の存在を知らない娘の命までが危険にさらされていると知り、戦いを繰り広げるというもの。ブラッドの製作会社Plan B Entertainmentが製作し、同スタジオのデデ・ガードナーがプロデューサーを務める予定。
監督はマーク・ウォールバーグとホアキン・フェニックス共演のクライム・アクション『アンダーカヴァー』のジェームズ・グレイ。脚本は、映画『スター・トレック』のクリス・パインが出演する、ジャック・ライアン映画の最新作を手掛ける新鋭アダム・コザッドが執筆した。
原作小説は、昨年米で2作目が発売され、間もなく3作目が出版される予定。出演が実現し、ヒットを記録すれば、マット・デイモンの「ジェイソン・ボーン」シリーズやトム・クルーズの『ミッション:インポッシブル』シリーズのような、ブラッドにとってのアクション・エンターテインメントの代表シリーズとなるかもしれない。ブラッドは現在、やはり人気小説が原作のゾンビ映画『ワールド・ウォー・ゼット(原題) / World War Z』を撮影中。こちらは来年の公開を予定している。(編集部・入倉功一)